美味しいご飯を食べた後のアレって本当にめんどくさくないですか?
そう、食器洗いです!1歳3歳のいる我が家では夕食後歯磨き、寝かしつけ、明日の準備と大忙し!めんどくさい食器洗いを時短できたらいいなと常々思っていました。
食洗器は魅力的ですが、初期費用や置き場所を考えるとすぐに購入するのは難しいですよね。
すぐに実践できる「食洗器を使わずに時短する方法」をご紹介します。
それは使い捨てグッズや洗剤で手間も食器も減らすという方法です。
洗うものが減ればかなりの時短につながりますよね。
100均やスーパーなどで手に入る簡単おすすめグッズや今日からできる時短のコツをまとめましたのでご覧ください。
食器洗いの時短なら食器や手間を減らすグッズが便利
ご飯を食べた後のリラックスタイムのはずが、キッチンのシンクをみてガッカリ…。なんてことありませんか?
そんなときは使い捨てグッズを使えば洗い物そのものが減らせます!
洗い物が減れば手間も減るしその分時短できますよね。
便利グッズで洗い物や手間を減らして思う存分リラックスしてください。
洗い物を減らすグッズ
面倒な食器洗いも数が減れば直接時短につながりますよね。
シンクに置いてあるだけでげんなりしてしまう油汚れのついたフライパン…。
生ものを切ったまな板…。こういった大物を減らしましょう。
私が使っているグッズはこちらのフライパンシートです。
商品名は「ベイシアフライパン用ホイル」です。以下のように、フライパンへ敷いて使います。
私は「アルミホイルの兄弟」と呼んでいます。ロールタイプでフライパンに敷いたり魚焼き機の網に敷いたりと自分の好きな大きさに出来るのが魅力的。
お肉を焼いてもフライパンに油がつかないし、卵やお餅なども張り付かずスルンと取れます。
直接食材が触れないためフライパンは焦げ付かず汚れも付きません!洗う手間を省き食器洗いの時短につながります。
アルミホイルタイプや耐油耐湿紙タイプ等ありどちらもシリコン加工がされています。
煮込みハンバーグなど汁けが多いものは深めのフライパンシートがあるのでそちらを使うのがおすすめ!
シートのままお皿にのせてしまえば、食べ終わった後シートを丸めポイしてお皿も汚れず一石二鳥です。
まな板に敷くタイプのグッズです!私が使っているのはコレ!
「100均べんりシート」という商品名の優れものです。
画像のように、まな板へ敷いて使います(汚くてすみません)
これはサイズが決まっていて一枚ずつ取り出せるタイプのグッズです。
上記フライパンシートのようなロールタイプで好きな大きさにカットできるものもあります。
使い方は簡単!まな板の上に敷くだけ♪シートは切れづらいので包丁で食材を切っても大丈夫です。
人参やカボチャなど色移りが気になる食材、ニンニクやネギなど匂いが取りづらい食材を切ってもまな板は綺麗なまま。
肉、魚、野菜など切り分けする時にいちいちまな板を洗わなくて済みます。
そのうえ、シートをそのまま持ち上げて食材の移動も可能な為お皿を汚さず洗い物が減り時短につながります。
柄は無地のものから1センチ間隔でメモリが入っているもの、ケーキやピザなど等分に分けられるメモリがついているものもあります。
使う目的に合わせて使い分けられるのが良いですよね♪
使い捨てではないけれど意外と使っている人が多い時短グッズはコレ!
私は「キッチンに置いてあり、食材の袋を切るハサミ」程度にしか考えていなかったのですが、直接食材を切ればまな板が汚れないのです!
まな板や包丁よりも小さくて置き場所にも困らないし、洗い物も減るため時短につながります。
特にお肉は包丁で切りにくい筋や鳥皮などもスイスイ切れるのでおすすめ!
食器洗いは大物が減るだけで少し気持ちが楽になりますよね。
次は手間を少なくする時短方法を紹介していきます。
手間を減らすグッズ
「手間を減らすグッズ」の紹介なのですが、実は「ひと手間プラスすると手間が減るグッズ」なのです。
ひと手間プラスするのに手間が減るってどういうこと?
その気持ち分かります!簡単に解説しますと、洗う前に汚れを落とせば洗剤をつぎ足ししたり二度洗いしたりする手間がなくなりますよね。
キッチンペーパーや新聞紙など家庭にあるものでお皿などをぬぐう場合もあるとおもいますが、ぜひ下記グッズを試してみてください。
初めて知った時驚いたのですが、特殊な繊維で油だけを吸収する商品です。
たった20gのわたで500ml(ペットボトル1本分)の油を吸い取ってしまう優れもの!
天ぷらをした後の油も吸い取るだけで簡単に処理できてしまうので、油を使う難易度がぐっと下がりますよね。
お皿やフライパンならわたをちぎってなぞるだけ!「油が残って二度洗いする」手間が減り時短につながります。
※吸い取った後の捨て方は自治体により異なるため自治体のHP等をご確認ください。
スクレーパー(scraper)とは「こするもの、はがすもの」の意味を持っています。
このグッズはシリコン製・プラスチック製のものが多く簡単に言うとキッチンで使えるヘラの事。お皿やフライパンについた油汚れなどをこそぎ取れます。
その他にもパスタソースをかき集めたり、パンを作る時包丁代わりに生地を切り分ける事も可能!
このグッズで汚れをザっと落としてから洗えば、油やソースで汚れたスポンジを洗ってから「もう一度食器洗いする事」が減り結果的に時短につながります。
グッズを上手に使い分ければ食器洗いの手間がぐっと減りますのでぜひ試してみてくださいね。
食器洗いを時短するため洗剤も見直そう!
食器洗いの時短はしたいけれど物を増やすのはちょっと…。
そんなあなたは、いつも使っている洗剤から変えてみませんか?
何気なく使っている洗剤ですが「液性」「界面活性剤」「酵素」など配合してある成分によっておすすめの使い方が異なるのです。
せっかく新しい洗剤を買うならあなたの生活スタイルに合った方法で時短出来る洗剤を見つけてみるのはいかがでしょう。
まずはよく耳にする成分について簡単にご説明します。
液性とは液体の「ph」の強さを表すアルカリ性・酸性・中性の事です。
「pH:ピーエッチ(ドイツ語読みではペーハー) 」とは液中の水素イオン濃度指数の事。
中性の7を中心にして値が低いほど強い酸性となり、値が高いほど強いアルカリ性となります。
小学生のころリトマス試験紙で実験しましたよね♪
家庭用洗剤では基本的に「弱アルカリ性」「弱酸性」「中性」の3種類あり特性を下記にまとめました。
- 弱アルカリ性…油汚れに強いが肌への刺激も強い為、手が荒れやすい
- 弱酸性…肌に優しいが、汚れにもやさしい
- 中性…汚れと肌への負担がバランス取れている。食器用洗剤で最も多い
私が使っている洗剤は中性のものでした。パッケージ裏など成分表とともに「液性」が記載されているのでぜひチェックしてみてください。
界面活性剤を含んでいるものはよく汚れが落ちる!聞きますが「界面活性剤」とは何か?
私はずっと海藻成分(海面活性剤)だと思っていました!
実は「本来は混ざり合わないもの同士を混ざるようにする性質をもつ物質」の総称なのだそうです。
水と油は「混ざり合わないもの」の代表ですが、界面活性剤が入ることにより本来なじまない水と油をなじませて、汚れを取りやすくします。
配合のパーセンテージが多いほど汚れが落ちやすいそうなのですが、手荒れなどのデメリットも…。
こちらもパッケージ裏に配合量が記載されていますので選ぶときの参考にしてください。
最近よく聞くようになった「酵素」を簡単に説明すると「生物の細胞内でつくられる化学反応を促進するタンパク質」の事です。
何千種類もあり、洗剤に酵素を加えることで界面活性剤だけでは落ちにくいタンパク質や脂質の汚れを分解し落としやすくしてくれる効果があるそう。
生活に合った洗剤はどれ?
上記ではよく聞く成分について簡単に説明させていただきました。
「それなら洗浄力が強い弱アルカリ性で界面活性剤多めの洗剤を選べば食器洗いを時短できるしOK!」ではありません。
あなたの生活や思考に合った洗剤を選ぶことが大事なのです!
と言うことで洗剤を選びやすいよう下記3つにわけてみました。
- 汚れ落ち重視!一回で洗い切りたい
- 洗い物をシンクに置く時間が長い
- 水筒やお弁当のパーツなど細かいものが多い
あなたの生活に合わせて考えると「1~3」どのタイプが気になりますか?
汚れ落ち重視!油汚れを1回で洗い切りたい
油物が多い、1回で洗い切り食器洗いを時短したい!そんなあなたには弱アルカリ性、界面活性剤高配合の洗剤です。
こちらの洗剤は除菌効果がありスポンジ・ふきん・まな板等99.9%除菌できるそうです。
こちらは合成界面活性剤をはじめ香料や着色料、酸化防止剤不使用という無添加の「液体せっけん」なのにしっかり汚れを落とし、スポンジ除菌も出来るそう!お肌にもやさしい
油汚れに強い弱アルカリ性なので、汚れ落ちは抜群!
特に除菌ジョイは界面活性剤も高配合のため、がっつり食器洗いができ2度洗いの手間が省け時短につながります。
スポンジ除菌が簡単に出来るのも手間が省けて良いですよね!
洗浄力が強く肌が荒れやすくなる場合もあります。したがって、ゴム手袋の着用がおすすめです。
洗い物をシンクに置く時間が長い
我が家では子供が1番に食べ終わり私が2番目、仕事から帰ってきた旦那が3番目に食べおわります。
余裕があるときならば子供と私の分を先に洗い、旦那の分は後で…とも出来るのですがなかなか難しいですよね。
そんな時は、酵素つけ置きで簡単に時短しましょう!
洗剤の使用量は水1Lに3ml程度。30分ほどつけ置くと軽くこするだけでこびりつき汚れが落とせます。
汚れに直接かけぬるま湯を加えつけおいて頂くとより効果的とのこと。
※熱すぎると酵素の働きが失われるそうなので気を付けてください。
発泡剤と界面活性剤で汚れをぐんぐんはがして落とす洗剤です。使用量は水5Lにキャップ1杯程度。40度くらいのぬるま湯で付けると効果的!
つけ置き時間は鍋、フライパン 、食器類は30分~1時間程度・魚焼きグリル 、五徳など汚れが強いものは2時間~4時間程度が良いとされています。
※つけすぎると色が変化してしまったり使えないものもあるのでパッケージを必ず確認してください。
水筒やお弁当のパーツなど細かいものが多い
そんなあなたにはスプレータイプの洗剤をおすすめします!
子供の水筒やストローマグなど普通のスポンジでは届かないけれどしっかり洗いたいものってありますよね。
このタイプの洗剤ならスプレーして流すだけなので細かいところに時間がかからず食器洗いの時短ができます。
独自の「浸透クラッシュ洗浄技術」で固まった油汚れにも濃密泡が深く浸透し一気に落とす。
除菌・除渋・招集・くすみ落としの4つの効果が期待できます。
配合成分的にはいまいち?と思いますが、泡が濃密でしっかりと汚れに浸透し汚れ落ちは良いそう!
※どうしても汚れが落ちない場合はスポンジで軽くこすってくださいね。
食器洗い用の洗剤と言っても様々なものがありますよね。
スーパーなどで良く見かける商品を中心にご紹介しました。
※上記の情報は2022年3月の情報です。商品によって成分の配合など異なる場合があるので必ずパッケージをご確認ください。
食器洗いを時短するため日常で行えるコツとは
上記でグッズ・洗剤を紹介しましたが、その他日常生活で時短できるコツや家族も協力できて時短になるコツがあります。
それは「シンクに置く前に汚れ流す」「ワンプレートで盛り付ける」「汚れづらい食器を使う」です。
まず最初のコツは誰でも協力できる簡単な時短方法です。
シンクに置く前に汚れを流す
食べ終わった直後に行うのがコツ!汚れが乾燥してこびりつく前に流水で流してしまいましょう。
つけ置きするほどではない油汚れはお湯でサッサっと。
カレーを食べたお皿やミートソースたっぷりのお皿も直後であれば落ちやすいです!
先に流してしまえばお皿を重ねて置いても底に汚れが付かないため食器洗いの面積も減り時短につながります。
次はご飯を盛り付けるにひと手間かけるちょっとしたコツです。
ワンプレートで盛り付ける
こちらは食器洗いの数を減らし時短につなげる方法です。
おかずもご飯もワンプレートで盛り付けるのがコツ!
運ぶ手間も少なくなりますし、シンクや水切り籠もスッキリ!
配膳から片付けまで考えてかなりの時短につながります!
我が家はお店気分で子供たちが完食することが増えました♪
最後は「こんなものあるんだ!」と私が驚いた方法です。
汚れづらい食器を使う
そもそも食器が汚れなければ食器洗いの手間すらなくなり時短になります。
実は水だけで油汚れが落ちる商品…すでに存在しているのです。
夢のような食器ですよね!少し高価なものですが大人気で2か月待ちなんだとか。
そんなに待てないよ~!近くで手に入れたいというあなたにはこちら。
■【カインズ「HAJIKU」食器シリーズ】
この商品は水だけ落ちる!とは言えませんが、水と油をはじいて汚れが付きにくい食器です。
かるくて割れにくい樹脂製のため、アウトドアや子供の食器にもピッタリ♪
電子レンジや食洗器も使用可能!
グッズやちょっとしたコツを上手に使って食器洗いを時短していきたいですよね。
まとめ
- 食器洗いの時短なら食器や手間を減らすグッズが断然便利
- ひと手間かけてでも二度洗いや細かい手間を減らそう
- 洗剤は配合してある成分によって使い分けよう
- 油汚れには「アルカリ性」、肌にやさしい「(弱)酸性」、バランスの取れた「中性」
- 食器洗いの時短は家族で協力しあえる
- 水だけで汚れが落ちる食器がある
食器洗いは日常で行われるものなので様々な時短方法がありましたね。あなたがグッとくるグッズやコツはあったでしょうか?
時短はしたいけど使い捨てはしたくない、肌にも環境にもやさしい洗剤が使いたいなど人の数だけ食器洗いの時短方法が見つかるはずです。
この記事がきっかけで家族で食器洗いや時間の使い方など話し合えたり、自分や家族との時間が少しでも良いものになりますように。
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