ウーパールーパーってめちゃくちゃ可愛いですよね。
ウーパールーパーを飼育していたら、あのチャーミングな顔とプニプニ感に癒されます。
あの可愛さに一目惚れして飼育する人も多いようですよ。
しかし、ウーパールーパーの飼育って難しいですよね。
あのかわいいウーパールーパーが餌をずっと食べないでいると、「病気なのかな?」とか「体調でも悪いのかな?」とか、不安になってしまいますね。
そこで、ウーパールーパーが餌を食べない理由を3つにまとめてみました。
本記事を読んで、あなたが持つ「ウーパールーパーの餌を食べない」という悩みも解消されますように。
ウーパールーパーが餌を食べない理由3つ
可愛いウーパールーパーが餌を食べてくれないなんて、とても悲しいですよね。
ウーパールーパーが餌を食べない理由は以下の3つあると考えられます。
- ウーパールーパーは餌の好き嫌いがある
- ウーパールーパーは水温が高いと食べない
- ウーパールーパーは水が汚いと食べない
それでは、3つの理由をそれぞれ詳しく見てみましょう!
ウーパールーパーは餌の好き嫌いがある
ウーパールーパーには餌をえり好みする傾向にあります。特に、空腹でない時は選り好みして自分の好きな食べ物しか食べないでしょう。
また、ウーパールーパーは食わず嫌いな個体もいます。
これは人間にも当てはまりますよね。ウーパールーパーも人間と同様にお腹が空いてなければ食べないし、嫌いな食べ物は食べないし、食わず嫌いももちろんあります。
例えば、生餌を食べた後、人工飼料の餌を食べないとか、初めて出される餌は食べないとか、水槽に落とすと捕食しますが、「ペッ」と吐いてしまいます。
そういった場合の対処法としては、餌をピンセットでつまんで、顔に近づけてみたり、今までの餌の中に混ぜてみたり、匂いを染み込ませたりしてみてはどうでしょう。
また、ある程度大きなウーパールーパーには少しの間、絶食させると、食べるようになる場合があります。
ウーパールーパーも美味しい食べ物を食べたいので、たまには美味しい生餌をあげてみるのもおすすめです。
ウーパールーパーは水温が高いと食べない
ウーパールーパーは水温が低くても、ある程度は耐えられます。しかし、水温の高さに弱いため、個体が弱って餌を食べない可能性があります。
ウーパールーパーは元々、標高の高い所で生きる生物です。原産地はメキシコのソチミルコという標高2240m程の高所に生息しています。
暑くても水温が10度〜26度までしか上がらない湖ですので、日本で飼育するには飼育用クーラー等で温度管理をしないといけません。
水温も30度を超えると、ウーパールーパーは暑すぎて死んでしまいます。
ウーパールーパーが快適に過ごせる水温は15度〜20度とされています。
エアコンなどのある部屋で飼育するか、水槽用のクーラーで水温を下げて飼育してあげると良いでしょう。
また、水槽には水温計を設置して、日頃からウーパールーパーが快適に過ごせる水温を維持するようにしてあげましょう。
ウーパールーパーは水が汚いと食べない
ウーパールーパーは水質が悪化すると、すぐに健康に影響を及ぼす生物です。そして、体液や餌の関係で、すぐに水槽を汚してしまいます。
水質が悪化すると、調子を落としてしまい、餌を食べない傾向にあります。
餌の食べ残しや糞で汚れた水は、食欲不振や健康に影響を及ぼすので、こまめに水換えを行うようにすることをおすすめします。
水換えの頻度は1週間に1度のペースで、1/2程の量の水換えを行うのが良いでしょう。
また、水質は排泄物や餌の残りなどからアンモニアが大量発生していて、水が綺麗に見えても実際は汚れている状態があります。
アンモニアを分解してくれるには、バクテリアの環境を安定させなければいけません。
バクテリアを繁殖しやすくするためにも、水槽の底部に砂利を敷いておくことをおすすめします。
ただし、ウーパールーパーが飲み込んでも肛門からうまく排泄されるよう、粒の小さな砂利が良いでしょう。
ウーパールーパを飼育するにあたって、しっかりと飼育環境を整えてあげることが、ウーパールーパーが餌を元気よく食べることにつながります。
適度な水槽の大きさやエアーポンプや濾過フィルター、砂利など必要な飼育環境は揃えておきましょう。
ウーパールーパーに餌やりする頻度について
ウーパールーパーに餌ってどれくらいの頻度で与えれば良いのか悩んでしまいます。
そこで、ウーパールーパーの適切な餌やりの頻度を以下の4つにまとめてみました。
- 餌の種類について
- 餌の回数について
- 餌の量について
- 餌の時間について
それでは餌やりの頻度について、詳しく説明していきましょう。
餌の種類について
ウーパールーパーは自然下では、魚や昆虫、えび・かに等を捕食しています。ですから、飼育している時もこれに準じた餌を与えるのが良いでしょう。
一般的に、ウーパールーパーの餌として与えられるのは以下の3つです。
- 生餌(メダカ・エビ等)
- 冷凍餌(赤虫、ピンクマウスなど)
- 人工飼料(ウーパールーパー用の餌)
一番簡単なのは、ウーパールーパー用の人工飼料です。
栄養もバランスよく配合されているので、初心者にもおすすめです。
ただ、ウーパールーパーもそればっかりだと飽きてしまうので、時々は生餌を与えてあげると嬉しそうに食べますよ。
餌の回数について
ウーパールーパーの餌の回数は、成長に応じて3つに分かれます。
- 7cmまで
- 15cmまで
- それ以降
餌の量について
- 吐く
- 下痢をする
- 体内に発生したガスで、体が浮いてしまう
- 突然死する
ウーパールーパーに苦しい思いをさせないためにも、餌を与える量は気をつけましょう。
餌の時間について
ウーパールーパーは夜行性なので、昼間はほとんど寝ています。そのため、夜の消灯前に餌を与えることをおすすめします。
活動が始まる頃に餌を与えることで、運動することで消化を促しましょう。
ウーパールーパーの餌やり赤ちゃん時はどうする?
生まれたばかりのウーパールーパーはとても小さいので、人工飼料や冷凍赤虫は食べてくれません。
2cm未満の赤ちゃんの餌にはブラインシュリンプを与えましょう。毎日餌を与えていれば、あっという間に大きくなりますよ。
ブラインシュリンプは生き餌なので、腐ることはありませんが、1回でどれくらいウーパールーパーの赤ちゃんが食べるのかをしっかりと観察して、適量を与えるようにしましょう。
体長2cmを超えてくる赤ちゃんの餌には、冷凍のイトミミズや赤虫が食べられるようになります。大きくて食べられないこともあるので、細かく刻んで与えます。
餌の食いつきが悪い時は、ピンセットでウーパールーパーの目の前に持っていって、食欲を沸かせるのが良いでしょう。
体調が5cmを超えてくると、少しずつ、人工飼料も食べられるようになってきます。
粒が大きい場合は、割ってあげて食べやすい大きさにしてあげると良いでしょう。
ただ、食べ慣れた冷凍餌から人工飼料にいきなり変えると、食べなくなることがあります。
そうした時は、冷凍餌を混ぜながら人工飼料に慣れさせてあげると食べるようになりますよ。
まとめ
- ウーパールーパーの餌を食べない3つの理由
- ウーパールーパーの餌やりの頻度
- ウーパールーパーの赤ちゃんの餌やり
ウーパールーパーの餌を食べない理由3つと対処法について、まとめてみました。
ウーパールーパーが餌を食べないからといって、必ず病気になってしまっているとは限りません。
実は飼育環境の問題だったり、好き嫌いの問題だったりすることが多いです。
ずっと人工飼料だったけど、食べなくなったから生餌を与えてみたら、意外と沢山食べるものです。
しかし、上記の対処法で食欲が戻らない時は、本当に病気の可能性がありますので、早めに動物病院を予約することをおすすめします。
病気にかかっている時は、色々と日常とは違った異変があることが多いので、日頃から大切なウーパールーパーの健康状態をチェックしておくことも大切です。
いつでもウーパールーパーを見てくれる、行きつけの病院を探しておくのも安心ですね。
ウーパールーパーは正しく飼育すると10年以上生きることができます。可愛いウーパールーパーをずっと見ていて癒されるためにも、長生きできる環境を作ってあげたいですね。
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