梅雨や夏場は、湿気がたまりやすい時期ですね。
湿気がクローゼットの中にたまってしまうと、カビが生える可能性が高くなってしまいます。
大切な衣服、靴やバッグなどにも繁殖してしまうカビ、なにか予防する方法はないのでしょうか?
実をいうと、クローゼットを除湿する方法は4つあるのです!
クローゼットを効果的に除湿することで、カビの発生も抑えられます。
今回紹介する除湿方法は、すぐに出来る簡単なものばかりですので是非やってみてください。
この記事はこんなお悩みを持つあなたへおすすめです。
- 毎年カビに悩まされている人
- クローゼットの湿気を取りたい人
除湿をクローゼットで行う効果的な方法は4つある!
クローゼットの基本的な除湿対策方法は次の4つです。
- クローゼットを掃除しよう
- 服と服の間を開けよう
- 衣服をしっかり乾かしてから扇風機をあてよう
- 除湿剤をおこう
それでは、上記の内容について1つ1つ、見ていきましょう。
クローゼットの掃除をしよう
クローゼットの中の湿気を飛ばすために、掃除をすることも効果的です。
服や衣装ケース、バッグや靴などを全部出すのはなかなかできませんが、梅雨前の休日など、天気がいい日に一気にやってしまいましょう。
毎日クローゼットの掃除をするのは難しいので、時間のある時にやれば大丈夫です。
クローゼットの中は案外ホコリがたまっているものです。
ホコリがたまってダニのエサになってしまったり、カビの原因になります。
まずはクローゼットの中身を全部出してから、フローリングワイパーや、掃除機で床のホコリやゴミをとりのぞきます。
手が届きにくい、上段の棚はクイックルハンディなどを使えば簡単にホコリが取れます。
床はクリーナーを使って仕上げましょう。すっきりした綺麗な空間を保つことが大切です。
服と服の間をあけよう
クローゼット内に服がぎゅうぎゅう詰めになっていると、湿気がたまりやすく、風通しもよくありません。
こぶし一つ分の間を開けるのが理想ですが、物がたくさんある場合はこれを機会に断捨離をしてみましょう。
通気性をよくするために、物を減らすことも効果的です。
衣服はしっかり乾かしてから扇風機をあてよう
カビや変色などから衣類を守るには、クローゼットの湿気を取ることが重要です。
衣服は洗濯したあと、乾いたと思っても湿気を吸い込みやすい性質のため、中まで乾燥していないことがあります。
週末で天気がいい日など、クローゼットの掃除をしてから30分ほど扇風機を当てることで、空気が循環して風通しがよくなります。
除湿剤をおこう
クローゼットの中に除湿剤を置くことも効果的です。
一口に除湿剤と言っても、ハンガーのようにクローゼット内に吊るすもの、置くタイプの除湿剤などさまざまな形があります。
用途に合わせて形状を考えましょう。除湿剤のタイプを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
スリムでコンパクトな形状の『吊るせる』タイプの除湿剤は、クローゼット内の服と服の間に、ハンガーのように吊るして使う除湿剤です。
取り除いた水分は、パックの中にたまるものが多く、たまったらすぐに交換時期がわかるのもポイントです。
基本的にダラダラとこぼれることはありませんが、こまめに交換することでしっかり洋服の除湿が出来ているか確認も出来ます。
塩化系の粒で湿気を取るものが多いです。組み立てや電池などは必要なく、フックでハンガーのように吊るすだけで簡単に、除湿効果を実感出来ます。
シートを直接タンスや衣装ケースに収納されている衣服に敷いて、除湿します。
吊り下げタイプと併用して使用出来るものもあり、フックを取り外したり、付けたりすれば両方の用途で使えるものもあります。
ただ、奥まで差し込まないと落下する恐れもありますので、慎重に使いましょう。
【400ml~800ml】もの水分を吸水することができる除湿剤です。
水平に置けるので、スペースがある場合に便利なアイテムですね。
基本的にタンク内に水分がたまるため、交換するときには「こんなに湿気がたまっていたのか」と驚いた経験があります。
タンク内の水量を確認すれば交換時期もわかるので便利です。
そして何といっても安価で購入出来るので、値段を気にしないで購入出来ることも嬉しいポイントです。
除湿が必要なクローゼットの湿気原因は密閉だった!
クローゼットの効果的な除湿方法はお分かりいただけたと思います。
しかしなぜ、クローゼットには湿気がたまりやすいのでしょうか。
クローゼットをしっかり除湿したいなら、まずその原因を究明する必要がありますね。
なんと原因は、クローゼットや押入れの中が密閉状態に近く、乾燥しづらいことにあるのです。
特に、洋服や布団などがぎゅうぎゅうに詰まっている状態では、湿度もより高くなってしまいます。
クローゼットは必要な時しか開けないため、基本的に閉めっぱなしですよね。
また、クローゼットには衣類の日焼けを防ぐ役割もあります。
したがって、窓がなかったり出入口が一つだけだったりすることが多いです。
こういった構造だと、自然と湿気がこもってしまいます。
特に加湿器を置いた部屋にあるクローゼットは、より湿気がたまりやすくなる傾向にあります。
さらにクローゼットは、家の北側にクローゼットが設置されていることも多いです。
これも湿気がたまりやすくなる原因の1つといえるでしょう。
また、クローゼットに収納する、綿やウール、カシミヤなどの衣類は湿気を取り込みやすい性質があります。
クローゼットに湿気がたまる原因を把握したら、あとは除湿するのみです!
先ほどご紹介した方法を、ぜひ試してみてくださいね♪
除湿できていないクローゼットはカビの温床になる!
クローゼット内に湿気がたまる原因は、密閉していることだとお伝えしました。
湿気のたまりやすいクローゼットを快適に保つため、除湿が必要不可欠ですね。
では、クローゼットを除湿しなかった場合、どういった影響があるのでしょうか。
なんと、除湿をしないクローゼットはカビの温床になるのです!
カビは、高温多湿な環境を好み、特に気温が【20〜40℃】、湿度が【70%】以上の条件で発生することが多いです。
周囲には打ち明けないけれど、カビの悩みを抱えているあなた。そういったケースは多いと思います。
私も梅雨の時期、クローゼットを開けたら床に青い模様を見つけてしまいました。
花粉症の検査をしたら、スギやヒノキの他にダニのアレルギーもあることが判明しましたので、衣類や布団のダニ、カビ対策は、特に気をつけています。
カビは、食べかすや垢などを養分にしています。
使用した衣類や布団を洗濯せずクローゼットに収納すると、その衣類についた汚れをエサにしてカビが繁殖してしまうのです。
そうなると、大切な洋服や布団、はたまたバッグや帽子に至るまでカビが生えてしまい、青カビが床一面に広がっていた…なんてことにもなりかねません。
恐ろしいですよね。そんな悲劇を経験しないためにも、クローゼットはしっかり除湿しましょう!
まとめ
- 除湿をクローゼットで行う方法は4つある
- クローゼットに湿気がたまる原因は密閉されているから
- クローゼットに湿気がたまると、カビも活発になってしまう
クローゼットは除湿しないとカビが生えてしまい、放っておくとアレルギーを発症するなど、よくないことが起きてします。
そんなことになってしまわないために、しっかり除湿をしましょう。
除湿剤は湿気だけでなく、ニオイなども取ってくれるタイプもありますので、使用する状況などを考慮して選んでみてくださいね。
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