猫トイレのしつけは大人になっても可能!方法や注意点をご紹介!

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猫にトイレをしつけるのは簡単だとよく言います。あなたの家に居る猫はトイレがきちんとできますか?

猫を室内飼いすることが主流になってきた昨今、トイレのしつけはとても大切です。

猫がトイレにきちんと排泄することをしつけていないと、困ることもたくさんあります。

ソファーやベッド、カーテン…。大事なバッグにされてしまうと最悪ですね。

【1度】トイレ以外の場所で排泄してしまうと、臭いが残っている限り、何度も繰り返します。

間違えてトイレの場所を覚えてしまった猫にしつけはやり直せないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。猫に正しいトイレの場所をしつけることは大人猫でも可能です。

間違えてトイレの場所を覚えてしまった大人猫。しつけし直すにはどうしたらいいのか、お話していきましょう。

 

 

猫にトイレをしつけるのは成猫でもまだ間に合う!

猫にトイレをしつけるのは成猫でもまだ間に合います!

猫は縄張り意識の高い動物です。敷地内に何度か排泄物を見かけたことはありませんか?

庭に排泄物?

そうです。芝生や花壇の中に猫の排泄物を見かけたことはありませんか?私は何度もあります。

しかし、排泄物を何度取り除いても、不思議なことに、またあるのです。

必ず同じ場所にある猫の排泄物。どうして同じ場所にされてしまうのか調べてみました。

猫は排泄物で自分の縄張りを主張します。室内で飼われている猫も例外ではありません。

家の中で飼われている猫にも縄張り意識があります。猫は排泄物の臭いで縄張りかどうかを判断します。

排泄する時は自分の安全がある程度確保されていないとできません。

自分でした排泄物の臭いがある場所を安全な場所と判断し、排泄するのです。

家の中は安全なのにトイレの場所で排泄しないけど…。

飼っている猫がトイレの場所で排泄しない、あなたも同じようなことを思ったことはありませんか?

私が飼っている猫もトイレのしつけはできていません。

トイレのしつけができていないと、排泄後に処理することもなかなか大変です。

大人になってしまった猫はトイレのしつけができないのかしら…。

大人になってしまった猫はトイレのしつけができるか否か、すごく気になりますね。

大人になってしまった猫へトイレのしつけし直すことはできます。

猫がトイレ以外の場所に排泄してしまう原因を見つければいいのです。

トイレ以外の場所に排泄してしまう原因?

そうです。猫がトイレ以外の場所に排泄してしまう原因を見つけるのです。

原因が分かれば、対策もできます。原因さえ分かれば、成猫でもトイレを改めてしつけることができるのです。

大人になってしまったから、トイレのしつけは無理と思っているあなた。

そんなことはありません。猫にトイレをしつけるのはまだ間に合います。

 

 

猫のトイレを大人猫に覚えさせる事が難しいは思い込み

猫のトイレを大人猫に覚えさせる事が難しいは思い込みです。

成長した猫にトイレを覚えさせるのは無理だと諦めてしまっていませんか?

確かに、子猫の方が大人になった猫よりも、しつけすることは簡単です。

子猫と大人猫とでは生きている年数が違います。つまり、子猫は社会経験が少ないのです。

社会経験が少ないということは、知らないことも多く、それ故、しつけし易いのです。

何も知らないから、すんなりと覚えてしまうのね。

対して、大人の猫はトイレを変えようとすると、なかなか難しい。

子猫のようにすんなりとトイレする場所を変えてくれません。

しかし、トイレする場所をなかなか変えてくれないのは、理由があるからなのです。

  • 外での生活が長かったから
  • 覚えるのに時間がかかる

上記【2つの理由】について、もう少し詳しくご説明しましょう。

 

外での生活が長かったから

ペットショップで購入した猫ならば、大抵は子猫です。

しかし、猫を家に迎え入れるのは子猫とは限りません。

保護施設から譲渡された猫となると、大人になった猫の場合もあります。

保護施設にいた猫は元々、外で生活をしていた野良猫です。野良猫には決まった場所のトイレがありません。

猫は縄張り意識の高い動物。下手な場所でトイレをしてしまうのはとても危険です。

トイレをする時は安心できる自分の縄張り。つまり、自分の臭いがする場所でトイレをするのです。

外での生活が長い猫ほど、生活習慣を変えることはなかなかできません。

生活する場所が外から室内へと移っても、猫にとってはあまり変わりないのです。

猫がトイレ以外でしてしまうのは、排泄物の臭いでそこがトイレと思ってしまうからです。

 

覚えるのに時間がかかる

子猫は社会経験が少ないので、トイレをしつけると、すんなり受け入れます。

しかし、大人猫の場合は、生きている年月が子猫よりも長いため、決めた場所に執着し易い。

人と同じで、習慣付いたものを変えることは、大人猫にとってもストレスになるのです。

大人猫のトイレをしつけることに失敗する原因は、習慣が既に固まってしまっているからなのです。

固まってしまった習慣を崩すのは並大抵ではありません。

習慣を崩そうとするから、脳内で抵抗し、覚えることに時間がかかってしまうのです。

人でもそうですよね。年々年を重ねていくと、物覚えが悪いなぁと思うことはありませんか?

新しいことを受け入れるのは、ストレスが生じます。

新しく覚えなければいけないことにストレスを感じ、脳内でシャットダウンし、結果として覚えるのに時間がかかるのです。

大人の猫にトイレをしつけることは、時間がかかります。

大人の猫はしつけに時間がかかるので、トイレを覚えないと思われています。

しかし、それは間違いです。ただ覚えるのに時間がかかるだけで、必ずトイレをしつけることはできます。

大人猫はトイレのしつけに時間がかかる。そういうものだと思っていれば、難しくはないのです。難しいと思い込んでしまっているだけなのです。

 

 

猫のトイレは子猫期に覚えさせても崩れることがある

猫のトイレは子猫期に覚えさせても崩れることがあります。

猫にトイレをしつけるのは子猫期に教えるのが1番です。

子猫は社会生活が短い分、物事を覚えていないので、すんなり覚えてくれます。

しかし、子猫の時にトイレをしつけても、崩れてしまうことがあります。

1度きちんとしつけられているのに崩れてしまう?

私の飼っている猫も、大人になって時々しつけが崩れてしまっていました。

ふと気が付いた時にトイレ以外の場所で排泄物を見つけ、片付ける。

洗濯しても臭いが取り切れていないのか、同じ場所で排泄。

またしばらくしてトイレ以外の場所にある排泄物を見つけ、掃除をする…。

排泄物を見つける度に洗濯し、綺麗にしても、しばらくすると同じ場所で排泄される…。

度重なるしつけの崩れに、最初は戸惑ったものでした。

あなたも同じような状況になったことはありませんか?

子猫の時にトイレをしつけても、残念ながら崩れてしまう原因はいくつかあります。

  • トイレが使いにくい
  • トイレの砂が気に入らない
  • トイレが汚い
  • トイレをしている最中に嫌な思いをした

 

トイレが使いにくい

言葉の通り、ズバリ、トイレが使いにくい。あなたの猫が使うトイレは使いにくい物ではありませんか?

子猫の時に用意したトイレをいつまでも使っていませんか?

猫のトイレは猫に合ったサイズにする必要があります。

いつまでも小さいトイレのままだと、猫はトイレで排泄することを躊躇(ちゅうちょ)してしまいます。

トイレで排泄することを我慢し続けると、最悪の場合、体調不良になってしまいます。

あなたの猫が使うトイレは使いやすい場所にありますか?

トイレの入り口に高低差があるだけでも、老いた猫だと使いにくく感じてしまうものです。

使いにくく感じた猫は、別の場所で排泄し、排泄場所をトイレとして認識します。

子猫期にトイレのしつけをきちんとしても、トイレが原因で崩れてしまいます。

あなたの猫が使うトイレ、大きさや形、調べてみませんか?

 

トイレの砂が気に入らない

あなたの猫が使うトイレ、砂を選ぶ時、種類に気を付けていますか?

砂?

猫のトイレに使う砂は、紙、木、鉱物、おから、シリカゲルなど、様々。あなたの猫はどの砂が好きかご存知ですか?

使う砂の種類によっても、好みが合わなければ、トイレで排泄しなくなってしまう猫もいます。

排泄は生理現象です。いつまでも排泄を我慢することはできません。

トイレで排泄できなければ、別の場所で排泄するしかありませんよね。

トイレ以外の場所で排泄すると、臭いがなかなか消えず、そこをトイレとして認識してしまうのです。

結果として子猫期で身に着けたしつけが崩れてしまうのです。

 

トイレが汚い

トイレが汚いというのもしつけが崩れる原因になります。

汚いトイレのままでいると、臭いが部屋中に広がります。

猫は臭いに敏感な動物です。排泄物の臭いが部屋中に広がると、猫はどう感じると思いますか?

猫にとっては部屋全体がトイレだと認識してしまうのです。

猫にとって部屋全体がトイレだという認識ならば、トイレ以外の場所で排泄されてしまうことも納得できますね。

トイレが汚れていることも、しつけを崩す原因になるのです。

 

トイレしている最中に嫌な思いをした

トイレの中で嫌な思いをしたということも、しつけが崩れる原因になります。

猫は警戒心の強い動物です。どんなに人慣れしている猫でも、多少の警戒心があるものです。

猫がトイレをしている時は、敵に狙われるかもしれないという野生の本能から緊張しています。

そんな時に大きな音がしたり、物が飛んで来たりしたら、猫はどう思うでしょうか?

猫は警戒心の強い動物です。トイレをしていた場所は危険な場所として認識されてしまいます。

猫は危険な場所だと認識したら、近付きません。トイレが危険な場所として認識されてしまったら、排泄したくなった時、猫はどうするでしょうか?

トイレが使えなかったら、違う場所で、となりますよね?そこで子猫期に身に着けたしつけが崩れるのです。

猫のトイレは子猫期に覚えさせても崩れてしまうことがあるのです。

子猫期に覚えたトイレのしつけは完璧ではありません。

大人になって崩れてしまうことはよくあるので、大丈夫です。

 

 

猫のトイレを間違えて覚えた猫は直しに時間がかかる

猫のトイレを間違えて覚えた猫はしつけ直しに時間がかかります。

子猫期で身に着けたトイレのしつけは崩れてしまうこともあることは理解していただけたかと思います。

しかし、部屋のあちこちをトイレ代わりに使われても困ってしまいますよね。

私の飼っている猫も、前足だけトイレに入った状態でウンチをしてしまうことがよくあります。

不思議なことに、おしっこの時はきちんとトイレでできるのです。

私の飼っている猫は保護施設から譲渡してもらいましたが、野良猫なのに珍しく、長毛。

長毛種の猫は血統書付きというイメージだったことから、家族内でこんなことを話していました。

○○(猫の名)は高級猫だったのかも。

きっとどこかの王宮で飼われていて、迷子になってお外の世界を彷徨っていたんだよ。

そっかぁ。

王宮に住んでいたから、トイレもうんと広かったし、その気分が抜けきれないんだねぇ。

猫がトイレ以外の場所に何度も粗相をしてしまうことは、やはり生活している上でストレスです。

しかし、物は考えようです。飼っている猫に架空の設定をつけてしまうことで、ストレスが溜まらなくする方法もあります。

残念ながら、トイレの外にウンチをしてしまうことは時々あります。しかし、それも個性と思って受け止めています。

私の話が長くなってしまいました。猫に対する愛が強いからと言っても、トイレの外にしてしまうのはやはり我慢できないというあなた。

猫が間違ってトイレの場所を覚えてしまったら、しつけし直しは不可能だと思っていませんか?

そのようなことはありません。間違えて覚えた猫にトイレの場所をしつけし直すことは可能です。

何度教えても失敗しているし…。

諦めてはいけません。必ずトイレの正しい場所を覚えてくれます。

ただ、間違えてトイレの場所を覚えてしまった猫は覚え直しに時間がかかるのです。

今からお話するポイントを押さえておけば、覚え直しが可能になります。

  • 失敗しても焦らない
  • トイレの環境を見直す
  • 失敗してもいいように対策をしておく
  • 大事な物は粗相されるエリアに置かない

 

失敗しても焦らない

社会経験の少ない子猫のように何も知らない状態なら、教えたことはしっかりと刷り込まれます。

しかし、ある程度大きくなってくると、いろいろ知恵が付いてきます。

トイレを間違えて覚えてしまった場合、新しく覚え直すには、記憶の上書きが必要です。

あなたご自身に置き換えて考えてみてください。ある作業を長い間担当していたとします。

作業の手順を間違えて覚えてしまっていたことが人から指摘された時、あなたはすぐに直せますか?

担当したばかりでしたら、作業手順を覚えても定着していないので、すぐに正しい手順へ変更できます。

しかし、長い間担当していると、作業手順を体で覚えている状態になり、指摘されてもなかなか変更することができませんよね。

しかも、なかなか直すことができないことについて、毎回怒られたらどうでしょうか?

怒られることで委縮し、余計に失敗してしまうこともあります。

猫も同じです。間違えて覚えてしまった記憶を新しく書き換えるのは時間がかかります。

ですから、失敗しても焦ってはいけません。時間をかけてゆっくり教えてあげればいいのです。

 

トイレの環境を見直す

排泄をトイレ以外の場所にしてしまう原因にトイレが汚いからということもあります。

トイレ掃除はこまめにしていますか?猫はとてもきれい好きな動物です。

トイレが汚いと、トイレの中に入ることを嫌がってしまいます。

猫が健康でいるためにも、清潔なトイレを維持することはとても大切です。

正しいトイレの場所をしつけ直す、きっかけにもなります。

 

失敗してもいいように対策をしておく

間違ってトイレの場所を覚えてしまった猫にしつけし直すことは時間がかかります。

きちんとしつけし直すまで、何度か失敗してしまうこともあるでしょう。

猫が間違ったトイレの場所で排泄してしまった時に困らないよう、対策をしておくといいでしょう。

失敗対策?

そうです。例えば、既に何回かされていて場所が確定しているなら、あらかじめペットシーツを敷く。

トイレ以外の場所でしても大丈夫なよう、掃除用具が出し易い所に用意しておくなど。

私の知人は凝り性なので、ソファー購入したら、カバーを一旦外した後、ビニールで包み、元通りにしてから使っていました。

布製のソファーでも、あらかじめビニール加工しておけば、確かに失敗されてもダメージは少ないですよね。

 

大事な物は粗相されるエリアに置かない

究極な猫のトイレ失敗対策は「大事な物を粗相されるエリアに置かない」です。

大事な物に対して粗相をされてしまったら、精神的ダメージが大きいですよね。

大事にしている物は別の部屋に置いておくなど、猫が動き回るエリアから出しておけば大丈夫です。

別の部屋に置いておけば、猫が動き回るエリアから離すことができます。

物理的に存在しないわけですから、粗相をしてしまっても、守ることができます。

 

猫がトイレの場所を間違えて覚えてしまった場合、新たにしつけし直すことは可能です。

しかし、既に覚えていることを上書きするので、時間がかかります。

正しいトイレの場所を覚えるまで時間がかかるので、気持ちに余裕を持てるよう、準備しておきましょう。

 

 

まとめ

  • 猫にトイレをしつけるのは成猫でも間に合う
  • 大人猫にトイレを覚えさせることが難しいのは思い込み
  • 子猫にトイレを覚えさせていても成長して崩れることがある
  • 間違えて覚えてしまった猫はトイレのしつけに時間がかかる

大人になった猫やトイレを間違えて覚えてしまった猫のしつけは簡単ではありません。

しかし、トイレ環境の見直しや時間をかけてあげれば、必ずしつけることができます。

大人になってしまったからと諦めず、根気良く、猫のしつけを頑張っていきましょう!

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