暑い夏、湯船へつからずシャワーだけになっていませんか?私も夏はシャワーだけで済ませてしまっています。
しかし、それでは夏に疲れた身体を回復できてないのです。
夏の疲れがそのままになってしまうと、身体は悲鳴を上げてしまいます。
夏のお風呂は入り方によって、身体へ嬉しい効果がたくさん得られるのですよ。
特に温度を意識して入ると血流やむくみ改善、安眠や夏バテ解消へつながります。
だからといって暑い中、お風呂に入るのは脱水症状などが不安ですよね。
入り方を工夫することで、その不安は解消されますよ。
入浴剤や入るタイミングなど、お風呂の入り方でも身体に良い効果が期待できます。
今回は、お風呂を夏でも楽しむ入り方について解説していきます。
夏バテ対策についても紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
お風呂で夏を乗り切る入り方は温度が重要!
夏バテの要因をご存知ですか?暑さや温度差、湿度などさまざまあると思います。
私はなんとなく、夏の暑さに身体が疲れてしまったためだと思っていました。
夏バテの大きな要因は、一つに自律神経が乱れているということ。
自律神経が乱れているときには、お風呂の温度をぬるめ38〜40℃で入ると効果的です!
連日の暑さや室内外における温度差、紫外線など、夏は自律神経が乱れがちです。
乱れたままの状態が続くと、身体にだるさや疲労感を感じてしまいます。
私も毎年、夏バテに苦しめられています。あのだるさは辛いですよね。
夏バテを放っておくと、常に身体がだるい状態になってしまいます。毎日のお風呂で改善できるなら、嬉しいですよね。
それでは、夏にお風呂の効果がより発揮できる入り方を見ていきましょう。
ぬるめのお湯に20分つかろう
ぬるめ【38〜40℃】のお湯に浸かることで副交感神経が働きます。
副交感神経が働いているとき、リラックス状態になると言われています。
リラックスは夏バテ解消に大切な状態です。その状態で【20分間】お湯につかりましょう。
身体の芯まで温めることで、血行が良くなりだるさを解消できますよ。これは自律神経を整えるためにも大切なことです。
ぬるめのお湯でリラックスですね!
また、汗腺機能も活性化されるので夏バテ防止につながります。
汗腺機能の活性化は夏バテ防止以外にも良いことがあります!
たくさん汗をかけば、悪い汗から良い汗に変えることができます。
悪い汗とはミネラルを多く含んだベタベタ臭う汗。良い汗はほぼ水分のみ、サラサラと臭わない汗です。
汗腺機能が正常な場合、ミネラルは血中に吸収されます。
だから、汗はサラサラと臭わなくなるのですね。
お風呂で汗をかけば、日中爽やかに過ごすことができますよ。
寝る1〜2時間前までに入ろう
身体の芯が皮膚と同じ温度に戻るのは、入浴後【1〜2時間】だと言われています。
体温が下がってくるとき人間は眠気を感じます。そのため、このタイミングでベッドへ入るとぐっすり眠れるようになりますよ。
ぐっすり眠ることは、美容や健康にとても大切です。身体のためにもタイミングに気を付けてみてください。
また、食後【30分】は入浴を避けましょう。食事の消化もあり身体に負担がかかってしまいます。
生活リズムもありますが、より良いタイミングでの入浴を心がけましょうね。そうすることで、体調も整っていきます。
入浴の順番はかけ湯から
お風呂に入るとき、いきなり湯船へつかっていませんか。入浴の順番も大切です。
まず、お湯を手足から中心に向かってゆっくりとかけていきます。
いきなりお湯へつかってしまうと、身体に負荷がかかってしまいます。それを避けるためにも大切な工程なのですよ。
かけ湯が終わったら、次は半身浴です。【1〜2分】の半身浴で身体を温めましょう。
半身浴の後は身体や頭を洗いましょう。汚れを落とし、さっぱりしてから全身浴でじっくりと温めていきます。
ぜひ、この入り方を試して見てください。夏バテ防止や疲労回復の効果を感じやすくなりますよ。
- 手足の先からかけ湯をする
- 1〜2分間の半身浴
- 身体や頭の汚れを落としサッパリ
- 20分間の全身浴
熱中症対策にコップ1杯の水
入浴は夏バテ防止に良いといっても、熱中症や脱水症状の危険性があります。
浴室の温度はどうしても高くなってしまいます。気がつかないうちに具合が悪くなるということも。
体調不良にならないためにも、入浴前は必ず水分補給をしましょう。
入浴1回でおよそ【800ml】の水が身体から抜けます。
そのため、入浴前にはコップ【1杯150ml以上】の水を飲むことがおすすめ。
汗をかくので、糖分やカフェインが含まれないものにしましょうね。
可能であれば、いつでも飲めるよう浴室内に水分を持ち込むと良いでしょう。
また、換気扇を回すことも大切です。風通しをよくすることで、浴室内が快適に保たれます。
お風呂の入り方である程度は防止できます。しかし体調が悪いと思ったら無理せず、すぐにお風呂から出ることも大切です。
お風呂は夏こそお湯の温度を意識すべき!
【38〜40℃】が目安とお話ししましたが、温度によってお風呂の効果は分かれます。
体調から温度を決めることで、より効果が実感できますよ。
また、体温を測ることでお風呂の温度が見分けられます。
体温は人それぞれ。そのため、お風呂の適温も変わってきます。
夏で疲れている身体だからこそ、お風呂の温度調節が大切になります。
夏バテや睡眠改善などお風呂の効果は温度で変わるのです。夏で疲れた身体に合った温度のお風呂に入りましょう!
では、それぞれどんな効果があるのかご紹介していきます。
自分の体温を測ってから温度を決める
お風呂の前に、可能であれば体温を測ってみてください。
体温って、何か関係あるの?
体温からお風呂の適温を決めることができるのです。
お風呂の温度を決めるときに、体温を気にしたことはありませんよね。私も気にしたことがなかったので、驚きました。
ぬるめと感じる温度は、体温から【+2〜3℃】です。また、体温【+5〜6℃】で熱めと感じます。
体温が36℃であれば、ぬるめは38〜39℃ということですね。
しかし、お風呂の温度は【43℃以上】にしないことおすすめします。高温のお湯は身体に負担がかかります。
熱いお風呂も魅力的ですが、入り方によっては体調を崩してしまうので注意しましょうね。
以上を踏まえ、効果別の温度をみていきましょう。自分の体温と照らし合わせてみてくださいね。
睡眠不足や冷え対策にぬるめ
睡眠不足や冷え対策にはぬるめの【38〜40℃】がおすすめです。
ぬるめのお湯は全身をほぐしリラックス状態にしてくれます。
その他にも、血圧が低下し内臓を活発にしてくれる効果も。
血流も良くなり、体を休めたい方にはおすすめの入り方です。
夏は思っているより身体が疲れています。ぬるめでゆっくり入ると良いですね。
私もぬるめのお湯につかり、気持ちよく寝てしまいそうになりました。
睡眠不足や冷えは、一日では解消されません。時間があるときにはなるべく、湯船につかるようにしましょうね。
気分が落ち込んでいる時は熱め
落ち込んでいるときや、目を覚ましたいときには【41〜43℃】がおすすめです。
熱めのお湯は筋肉を緊張し興奮状態にします。身も心もシャッキと引き締めてくれるので、身体に刺激を与えたいときに良いですね。
しかし、目を覚ましたいからといって、いきなり熱めのお風呂に入ることは危険です。
でも、最初から熱いお湯に入る方が気持ち良いよね。
熱いお湯は心拍数を上げ、内臓の機能も下げてしまいます。
最初はぬるめのお湯へつかり、徐々に少しだけ温度を上げましょう。そうすることで安全に良い効果が得られますよ。
お風呂で夏を乗り切るアイテムは入浴剤がおすすめ!
自律神経を整えるためには、リラックスがとても大切です。
ぬるめのお湯に入るだけでも十分リラックス効果はありますが、入浴剤もおすすめ。
好きな香りの入浴剤を使えば気分も上がり、ストレス解消になります。
夏におすすめの入浴剤は?
夏はミント系や柑橘系、お湯から出た後にひんやりするクール系の入浴剤がおすすめです。
熱を放出している感覚がして、夏でもお風呂が楽しみになります。お風呂上がりにさっぱりすると、気分も上がり疲れが軽減できますよ。
私も疲れたときはお気に入りの入浴剤を使うようにしています。
ベッドに入っても良い香りが続くので、暑さも忘れ癒されますよ。
浮力効果でもリラックス
また、リラックスはお風呂の浮力効果でも得ることができます。
お湯に入ると体重が【9分の1】となります。そのため、全身の筋肉が緩みリラックス状態に。
お湯をたくさん張って、ゆっくりと浸かると浮力効果も高まりますよ。
入浴剤を合わせると、よりリラックスできますね!
入浴剤だけでなく、アロマオイルや間接照明などもおすすめです。
自分に合ったリラックス方法を見つけてみてください!
まとめ
- お風呂で夏を乗り切る入り方は温度が重要!
- ぬるめのお湯【38〜40℃】につかる
- 湯船につかり自律神経を整えて夏バテ防止
- 寝る前【1〜2時間前】までに入浴して安眠
- 熱中症対策に水分補給や換気を行う
- 気分の上がる入浴剤を使ってリラックス
暑くなると湯船に入りたくなくなりますよね。しかし、夏バテ防止にも、ぜひ入りましょう。
入浴剤を使ったり、適温を見極めたり、自分に合った入り方で楽しんでください!無理をせずお風呂を効果的に使って、健康で夏を乗り切りましょうね。
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