七夕といえば、7月7日。この日は年に一度だけ、天の川を渡って織姫様と彦星様が会える日と昔から言われています。
そして、日本では短冊にお願い事を書いて飾るというイメージがあると思います。
しかし、クリスマスやお正月と違って、七夕というとあまりすることが多くないのではないでしょうか?
実をいうと、七夕にすることは【6つ】もあり、楽しみ方がそれぞれあるのです。
せっかくなら、日本の季節行事を楽しみたいですよね。
今回は、七夕にすることをひとつずつ紹介していきます。
お子さんから友達同士、カップルまで、様々な年代で七夕は楽しめます。
是非、七夕の楽しみ方をそれぞれ参考にしてみてくださいね。
七夕にすることは6つある!それぞれ楽しみ方をご紹介
クリスマスやお正月ほど大きな行事がありませんが、実をいうと七夕にすることは6つあるのです。
あなたは、七夕にすること【6つ】全て答えられますか?
私自身、あまり七夕を楽しむということは少ないと感じています。
しかし、調べてみると思ったより七夕は楽しそうなことばかりでした。
そのおかげで、これからもっと七夕を楽しもうと思いました。
七夕にすることの楽しみ方はそれぞれあるので、ひとつずつご紹介しますね。
短冊にお願い事を書く
短冊にお願い事を書くということは、七夕の定番かと思います。
私が幼稚園の頃は、教室にある笹に願い事を書いて飾ったこともありました。
短冊にお願い事を書くという行事の発祥は、江戸時代からと言われています。
ちょうどこの頃から手習い事や寺子屋で学ぶ人が増えてきました。
そして、学びの上達を星に願うようになったことが、きっかけだそうです。
江戸時代というかなり昔から、人は星に願い事をしていたのですね。
他にも、実は短冊の色に意味があると言われています。
- 赤:感謝
- 紫:学業
- 緑:人間力
- 白:義務、規則
- 黄:信頼、人間関係
このように、短冊は色ごとに意味があるというのを初めて知りました。
短冊に願い事を書くときは、短冊の色もこれから意識してみようと思います。
笹に短冊や飾り付けをする
短冊に願い事を書いた後は、笹に飾りますよね。そして、短冊以外にも飾り付けする物がいくつかあります。
それは七つ飾りと呼ばれていて、短冊の色と同様にそれぞれ意味があります。
- 吹流し:魔除け
- 千羽鶴:家内安全、長寿祈願
- 紙衣(かみこ):厄払い、衣服に困らない
- 巾着:金運上昇、貯蓄
- 網飾り:豊年満作
- くずかご:物を粗末にしない
- 短冊:願い事が叶う
七つ飾りには、それぞれに意味や願いがあるのです。
このことを知ると七夕がより一層、楽しめるかもしれません。
飾り付けをする笹は、ホームセンターなどに造花で売っている物もあります。ネットでも簡単に手に入れることができますよ。
そうめんを食べる
七夕にそうめんを食べる事も、定番のひとつかと思います。
私が小さい頃は、色付きのそうめんを食べることが楽しみでした。
元々、七夕にそうめんを食べるというのは、地域限定だったことをご存じでしたか?
七夕のそうめんは、東北や北海道で古くから食べる習慣があったそうです。
悪霊退治のお供え物や、織姫が使う糸に由来しています。
お祭りを楽しむ
七夕の時期は、全国各地で七夕まつりが行われています。
お祭りというと夏の風物詩ですが、七夕祭りでは短冊に願い事を書いたり、パレードなど催し物が行われたりしています。
しかし、【2020年以降】は新型コロナウイルスの影響もあり、中止になっているお祭りもあります。
そして、七夕まつりの開催日についても注意が必要です。
七夕は通常【7月7日】ですが、旧暦【8月7日前後】に合わせて開催されるお祭りもあるのです。
七夕まつりに行く際は、事前にホームページなどで確認をしましょう。
- 仙台七夕まつり(宮城県)
- 能代七夕(秋田県)
- 下町七夕まつり(東京都)
- 湘南ひらつか七夕まつり(神奈川県)
- 狭山市入間川七夕まつり(埼玉県)
- 茂原七夕まつり(千葉県)
- 安城七夕まつり(愛知県)
- 戸出七夕まつり(富山県)
- 京の七夕(京都府)
時期的にも、浴衣を着ながら楽しむと夏らしくて良いですね。
私は七夕まつりに一度も行ったことがないので、行ってみたくなりました。
イベントに参加する
七夕まつりと似ていますが、他にも遊園地やレジャー施設で七夕に関するイベントは開催されています。
有名なイベントでいうと、東京ディズニーリゾートで行われる「ディズニー七夕デイズ」があります。
毎年【6月始め〜7月7日】まで【約1か月間】行われているイベントです。
園内は、笹や吹き流しなどの飾り付けがされています。
また、キャラクター衣装やレストラン料理も七夕らしいものに変わります。
そして、浴衣姿のキャストがウィッシングカードを配布しています。
ウィッシングプレイスに行くと、ウィッシングカードを結びつけることができるのです。
イメージするだけでも、なんだかワクワクしてきますね。
プラネタリウムで星を見る
七夕というと、星をイメージするのではないでしょうか?
しかし、七夕はちょうど梅雨の時期と被り天気が悪いという難点があります。
そこで、プラネタリウムに行き星を見ることで、雰囲気だけでも楽しむことができますよ。
七夕の時期になると、天の川をメインにしたプラネタリウムが映されることも多いです。
プラネタリウムは、とてもロマンチックで綺麗です。カップルのデートにもオススメします。
七夕にすることのひとつである食べ物は中国が由来
七夕にすることのひとつである、食べ物は中国が由来です。
あなたは、ご存じでしたか?中国で悪霊退治のお供え物とされていた食べ物が、のちにそうめんへ変化しました。
七夕にすることのひとつで、そうめんを食べますよね。
他にも、織姫様が使う糸に見立てたという話もあります。詳しく説明していきますね。
悪霊退治のお供え物
そうめんが中国からの由来となった理由は、悪霊退治のお供え物として使用していたことです。
七夕の【7月7日】に亡くなった子供が悪霊となった際、好物だった索餅という食べ物をあげたら退散したのです。
索餅とは、小麦粉と米粉を混ぜ合わせ、網状に伸ばした中国のお菓子です。
この索餅が、日本でそうめんに変わったと言われています。
そして、中国では索餅を食べると【1年間】無病息災で過ごせるという言い伝えがあります。
七夕にすることのひとつで、食べ物がそうめんの理由は、中国からきているのですね。
普段なんとなくそうめんを食べていたので、とても興味深い話でした。
行事ごとにある食べ物には、このように様々な意味があるのかもしれません。
織姫様が使う糸
七夕で食べ物がそうめんの理由は、織姫様が使う糸に見立てているという話もあります。
元々、織姫様は機織りが上手で働き者の女性でした。
そして、芸事が上手になりますようにと願いながらそうめんを食べると言われています。
七夕にすることでカップルならデートがオススメ
七夕にすることで、カップルならデートもオススメです。
七夕とは、年に一度だけ天の川を渡って織姫様と彦星様が会える日のことです。
年に一度というと、少し寂しい気もしますがとてもロマンチックな話ですよね。
そんなロマンチックな七夕に、カップルでデートすることは、たくさんあります。
- 水族館に行く
- プラネタリウムで星を見る
- 浴衣でお祭りに行く
- 星空を見に行く
- ドライブする
- 旅行にいく
カップルで七夕にすることは意外とあるのですね。年に一度の七夕を、大好きな人と過ごす素敵な日にしましょう。
まとめ
- 七夕にすることは【6つ】ある
- 七夕にすることのひとつである食べ物は中国が由来
- 七夕にすることはカップルでデートしよう
調べてみると、思ったより七夕にすることが多いと感じました。
七夕は年に一度しかない行事です。お子さんから友達、カップルまで楽しめることばかりです。
七夕はあなたにとって素敵な1日を過ごしてくださいね。
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