温泉旅行や夏祭りで、より非日常感を演出してくれる浴衣。カップルで浴衣を着るのは、とても絵になりますよね!
浴衣は着崩れしてしまう…。
私も浴衣が着崩れした時は、どう対処したらいいのか分からず、たじろいでしまいました。
浴衣を着て座る時、男性のあなたは着崩れに注意が必要です!
浴衣に不慣れで、不用意に座ってしまう男性も多いのではないでしょうか。
せっかくの浴衣も着崩れしてしまっては、カッコよさが半減してしまいます…。
本記事では、浴衣のカッコいい着こなし方や、着崩れしやすい座る場面、直しポイントをご紹介します。
この記事一本で、浴衣デートは完全攻略!クールな浴衣姿に彼女も惚れ直してくれるかもしれません。
いよいよ夏も本番!これから、浴衣デートが控えている男性必見です!
浴衣で座る男性は着崩れに注意!着崩れしやすいシーン
浴衣を着て座る時、男性のあなたは着崩れに注意が必要です!
男性の浴衣が着崩れしやすい座るシーンは、主に【3つ】あります!
あなたも、浴衣の着崩れはどうしても気になってしまいますよね?
【3つ】の座るシーンに気を付けておけば、着崩れる確率はかなり減らせます。
慌てず、ひとつひとつの動作を確実にこなしましょう。
椅子に座る
椅子に座る場面で気を付けたいポイントは、以下の【3つ】があります。
- 背もたれを使いすぎる
- 脚を開きすぎる
- 裾を踏んだまま立ち上がる
【1つ目】のポイントは、背もたれを使いすぎる事です。
背もたれを使いすぎる事で、帯結びによっては解けてしまう場合があります。
対策は、背もたれを使わず、正しい姿勢で座る事です。
【2つ目】のポイントは、脚を開きすぎる事です。電車等でたまにみかける、あの状態ですね。
あまりにリラックスして脚を大きく開いていると、裾が広がってしまいます。さらに裾が広がるのに伴って、帯周りも崩れてきます。
対策として、出来る限り脚を開かないように意識しましょう。
【1つ目】と【2つ目】に関しては、長時間の場合、姿勢保持がかなりしんどいです。
しんどくなってくる前に、立つ等が可能な状況では、姿勢変換を意識しましょう!
【3つ目】のポイントは、裾を踏んだまま立ち上がる事です。
裾を踏んだまま立ち上がると、裾のラインが崩れてしまいます。
対策として、まずは立ち上がる前に裾を踏んでいないか確認しましょう。
立ち上がる際には、太もも辺りの布をつまみ上げると、着崩れしにくいです。
正座をする
浴衣を着る時は、正座が必要になる場面もよくありますよね。
浴衣で正座をすると絶対に着崩れする…。
正座をする時は、裾が引っ張られます。それにより、裾周りと帯周りの着崩れが起きやすいです。
対策としては、座る前に裾を少し引き上げると良いです。
膝部分の余裕が出来るため、正座をする時に着崩れるまでは至りません。
裾の上げ過ぎは、不格好となるので、適度な範囲にとどめましょう!
トイレに行く
トイレで座る場面は、最も着崩れしやすいです。トイレで特に気を付けたいポイントは、【1つ】だけ!
用を足す際に、裾をまくりすぎる事で、帯周りが崩れてしまう点です。
これは、事前に知っておかないと、ついついやってしまいますよね。
私も裾をまくりすぎて、帯がぐちゃぐちゃになってしまうという苦い経験があります…。
対策としては、裾は引っ張りすぎず、帯周りに影響を与えないようにする事が出来ます。
焦ってトイレに駆け込んだ時が着崩れしやすいです。一旦冷静になって、この記事の事を思い出してくださいね。
浴衣で座る男性向けのカッコいい着こなしポイント
浴衣をカッコよく着こなすためのポイントは、【3つ】あります!
これら【3つ】のポイントは、かなり基本的な内容です。
守破離の教えにもあるように、まずは基本を守る事が大切なのです。
また、かっこよく浴衣を着こなすために、浴衣の歴史や基礎知識を整理しましょう。
浴衣の背景を知っているか否かで、醸し出す空気感が変わってきます。
間違っても、知識をひけらかすのは、相手に敬遠されがちなので避けましょう。知識を有しているという事実だけで、十分粋なのです。
浴衣をカッコよく着こなすポイント
浴衣をカッコよく着こなすためのポイントは、以下【3つ】です!
- ピッタリのサイズ
- 色合わせ
- 高級感のある生地
この【3つ】のポイントさえ押さえておけば、少なくとも失敗は避けられます。
浴衣をかっこよく着こなすためには、サイズ感がとても重要です。
失敗例としてよくあるのは、着丈や袖丈が短すぎる例です。
着丈や袖丈が短すぎると、いくら良い浴衣でもチープに感じてしまいます。
サイズ選びは、絶対に自分だけで決めないようにする事が重要です。着丈と袖丈の長さには、十分注意しましょう!
次は、色合わせについてです。色合わせのコツは、シックな色でまとめる事です。
レディースのイメージも強い、派手な色遣いでカッコよく見せるのは、かなり難易度が上がります。
基本は、暗めのモノトーンで、ネイビーやブラウンも使いやすいです。全体のカラーバランスを意識してみてください。
最後は、生地の高級感についてです。やはり、良い生地を使っている浴衣はカッコいいですよね。
チープな生地は、素人目にも意外とわかるものです…。
代表的な高級感のある生地といえば、絹紅梅や麻があります。
これらの生地は、光沢感や肌触りが抜群です!ぜひ、浴衣選びの参考にしてください。
浴衣の歴史
浴衣の原型は、平安時代から入浴時に着用されていた、湯帷子(ゆかたびら)と呼ばれる和服です。
当時、蒸し風呂が一般的で、浴槽につかる習慣はありませんでした。
現在のミストサウナに近い形式ですね。
そこでやけど防止のために用いられたのが、湯帷子(ゆかたびら)なのです。
時を経て、江戸時代では湯帷子(ゆかたびら)が、湯上り着として用いられるようになりました。
それまで貴族階級で着用されていたのですが、江戸時代に入り、庶民へと普及したのです。
江戸時代に用いられていた湯帷子(ゆかたびら)が、現在使用されている浴衣の原型です。
いかがでしょうか。浴衣の歴史、とても面白いと思いませんか?
浴衣の基礎知識
あなたは、着物と浴衣の違いを説明できますか?これも浴衣の歴史を知っていれば、スッと理解できると思います。
先述の通り、浴衣はもともと湯上り着。素肌に直接着るという特徴があるのです。
浴衣は素肌に着る物なのですね!
そのため、浴衣以外の着物は、長襦袢という肌着を着用します。
分かりやすいのが、衿元です。長襦袢を着用していれば、衿元から見えるはずです。
浴衣で座る男性向けの着崩れ直しポイント
浴衣で座る時の直しポイントは、主に【3つ】あります!
ここでは、正しい状態と、着崩れた状態を比較しながら、ご紹介します。
座る場面では、どうしても浴衣の着崩れは起きてしまいます。
【3つ】の直しポイントを確認すれば、カッコいい状態を保つことが出来ます!
カッコいい浴衣姿を保つために、ご紹介する直しポイントを活用してください!
衿元
衿元が着崩れている状態で多いのは、はだけた状態や、左右のゆがみです。
衿元は顔に近い部分なので、着崩れていると、かなりだらしない印象となってしまいます。
衿元の着崩れに対する直しポイントは、腰回りで調整する事です。腰回りの布地を引っ張る事で、お直し出来ます!
また、事前に安全ピンや、衿止めを使うと着崩れ防止に役立ちます!
裾
裾の着崩れは、【2種類】あります。【1つ】は裾が広がってしまった状態。
もう【1つ】は身体前で内側が裾から覗いてしまう状態です。
裾の正しい状態は、先細りで、内側が見えていない状態です。
足元なので、自分で確認しづらい箇所なので、鏡を使用するかパートナーに確認してもらうようにしましょう!
帯周り
帯周りも着崩れする事が、非常に多いポイントです。
帯は前下がり、後ろ上がりが粋であるとされています。
横から見て確認するのが、一番分かりやすいと思います。
帯が浮いてきてしまう…。
帯周りの着崩れで多いのは、帯が浮いてきてしまう事です。
細めの体形の場合は、帯が浮いてきやすくなってしまいます。
帯が浮いてしまうのは、私も非常に悩んだ経験があります…。
その点は、事前にタオルや手ぬぐいを入れておくことで、予防できます!
とても簡単に誰でも出来る工夫なので、ぜひ試してみてください!
まとめ
- 浴衣で座る男性は着崩れに注意!
- 男性の浴衣が着崩れしやすい座るシーンは3つある!
- 浴衣をかっこよく着こなすためのポイントは3つある!
- 浴衣で座る時の直しポイントは3つある!
浴衣はもともと、着崩れしやすい衣服です。着崩れしたままだと、せっかくの浴衣も台無しになってしまいます。
浴衣で座る男性は、着崩れしやすい箇所と直しポイントを、押さえておきましょう。
今年の夏は、カッコよく浴衣デートを全力で楽しんで下さい!
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