名前と首輪は猫を家族として迎え入れた時、最初にあげるプレゼント。あなたはどんな首輪を選んであげていますか?
見た目、価格、質感…いろいろな基準がありますが、どのような基準で首輪を選ぶかは人それぞれ。
ペットショップ内にある猫コーナーには様々なタイプの首輪が並んでいて迷ってしまうこともありますよね。
せっかく大好きな猫にプレゼントするのですから、手作りの首輪はいかがでしょうか?
手作りはちょっと手間がかかりますが、大好きな猫のことを考えながら作っていくので、サイズやデザインがぴったりの物を作ることができますよ。
大好きな猫が着ける首輪は、手作りすると素材やデザインが自分好みにできるのでおすすめです。
猫の首輪を手作りすれば自分好みに作ることができる
猫の首輪を手作りすれば、素材選びやデザインを自分好みに作ることができます。
猫の首輪といえば、飼い主が最初にあげるプレゼント。ところが、用意していた首輪を実際に着けてみて「あれ?」と思ったことはありませんか?
着けてみたら意外と似合わない
せっかくかわいい首輪を用意したのに嫌がるみたい
我が家でも猫を迎え入れる時は、事前に子供達があれこれと首輪をいくつか購入して準備してくれました。
しかし、実際に着けてみると、思ったよりも似合わない物だったり、着けた途端に不機嫌になったりということがありました。
猫の中には市販されている首輪が合わない猫もいるのです。
似合わない場合、別の物に変えればいいですが、せっかく用意した首輪が不機嫌のもとになってしまったら悲しいですよね。
そんな時はぜひ、体に合わせることができる、手作りの首輪を作ってみてはいかがでしょうか?
手作りなんてと、二の足を踏んでしまうかもしれませんが、猫の首輪を手作りすれば、素材はもちろん、サイズもデザインも思いのまま。
市販品ではちょっと物足りなかった部分も、手作りならきちんと補えます。猫にとってもストレスのない素材で作ることができます。
猫の首輪を手作りすれば、オリジナルデザインで、あなたの猫にピッタリ合った物を作ることができるのです。
猫が首輪を嫌がるのはいくつか理由あり!
猫が首輪を嫌がる時は、首輪の素材や鈴の音、首周りの締め付けなど、いくつか理由があります。
猫は、首輪を嫌がることがあるということを先程お話ししました。猫が首輪を嫌がらなくなる方法はないのでしょうか?
仔猫の時から着けていれば大丈夫じゃない?
仔猫の時から首輪を習慣付けるという方法も確かにあります。
しかし残念ながら、仔猫の時から首輪に慣らしていても、首輪を嫌がる猫は必ずいます。
せっかく似合うと思って首輪を用意したのに、着けてもらえないと悲しいですよね。
では一体、どのような理由で首輪を嫌がるのかを考えてみましょう。主な理由は下記になります。
- 首輪の素材が硬い
- 首輪に付いている鈴がうるさい
- 首周りの締め付けが嫌
猫が首輪を嫌がる原因は、猫の首輪自体にあります。嫌がる原因について、もう少し詳しくご説明しましょう。
首輪の素材が硬い
ホームセンターなどで市販されている猫の首輪は丈夫さを重視しています。したがって、硬い素材の商品が多いです。
素材もナイロンや合皮などは、首周りに痛みやかゆみなどの違和感を持たせてしまいます。
硬い素材のものや摩擦が強いものが用いられている首輪は、猫が嫌がる原因になります。
また、硬い素材の首輪を使うことで、首輪のあたりが禿げてしまう「首輪禿げ」ができたりします。
「首輪禿げは飼い猫の証拠」などということもありますが、あなたの猫に置き換えて考えてみてください。
あなたの猫も「首輪禿げ」がひどい状態になって、嫌がるようなしぐさをしていたとして、肯定的に思うことはできますか?
首輪に付いている鈴がうるさい
首輪に付いている鈴の音が原因で、着けることを嫌がる猫もいます。
鈴の音で猫がどこにいるかわかりますよね。したがって飼い主側からすれば、猫の首輪に鈴を付けることは当たり前だと考える場合も多いと思います。
しかも、鈴の音は大きければ大きいほど、遠くから聞こえるからいい、と思う場合もあります。
でも、ちょっと待ってください!その考え、猫にとってはどうでしょうか?
猫の聴覚はどのぐらい敏感かご存じですか?猫の聴覚は人の数万倍もあるのです。
人の数万倍も聴覚が敏感な猫にとって、首元でいつも鈴の音がするのは、とてもストレスになるのです。
首周りの締め付けが嫌
素敵な首輪を着けてあげても、首周りの締め付け具合が合わなくて首輪を嫌がる猫もいます。
猫には野生時代に狩りをしていたという、狩猟本能が現代でも体の中に残っているからです。
しなやかに、素早く動くことができる猫にとって、首輪というものは体に付着している「異物」なのです。
首輪の締め付けがきついと、付いていること自体が体に違和感を与えるので、家の中で外そうと暴れ、ケガをすることもあるのです。
せっかく選んだ首輪なのに、大事な猫がケガをしたら悲しいですよね。
猫が首輪を嫌がる時は、首輪の素材や鈴の音、首周りの締め付けなど、何らかの理由があるのです。
猫の首輪を手作りしたものにすれば、着けることを嫌がる原因も取り除くことができるのです。
猫の首輪に迷子札を付ければ脱走しても見つかり易い
猫の首輪に迷子札を付けていれば、連絡先がわかるので、脱走しても見つかり易くなります。
猫の首輪を手作りするということは、自分好みのデザインにできるだけでありません。
首輪を嫌がる原因も一緒に取り除けるとご理解いただけたかと思います。
せっかくの手作り、ついでに迷子札も作ってみませんか?
迷子札なんて家の中で飼っているから必要ないよね
家の中で飼っているのだから首輪なんていらないわ
家の中で飼っていれば、本当に首輪や迷子札は必要ないと言い切れるのでしょうか?
思いがけない事故というものは、私達の日常にあちこち潜んでいるので油断ができません。
首輪は飼い猫であることの証明
猫を飼っている上で1番気を付けなければいけないことは何かご存じですか?
猫を飼っている上で1番気を付けなければいけないことは家から脱走してしまうことです。
猫は【頭1つ分】入るスペースがあれば、あっという間に脱走してしまいます。
猫が脱走してしまったら、一般的には脱走場所から【半径2kmくらいまで】捜索範囲を広げないと見つからないと言われています。
猫の捜索中、猫を見かけたら、まず飼い猫かどうか首輪で判断します。
首輪が無ければ、探している猫なのか野良猫なのかわからなくなってしまい、猫を見つけ辛くなってしまうのです。
飼っている猫に首輪を着けるということは飼い猫をおしゃれにする以外に「飼い猫であること」を証明する意味があるのです。
迷子札が可能性を広げる
猫の首輪は飼い猫であることを証明する役割があるということを説明してきました。
迷子札を付けていれば、さらに猫を見つけられる可能性がアップします。
首輪に名前と連絡先の記載があれば、保護してくれた方から連絡がもらえる可能性もあるからです。
保護された猫は飼い主が見つからなければ、保健所で一時的に保護され、その後動物愛護センターへ連れて行かれます。
飼い主が迎えに来るまで一時的には保護されますが、首輪だけでは連絡先がわからないので、施設から飼い主に連絡することができません。
迎えが来ない状態で一定期間を過ぎてしまうと、保護された猫は殺処分されてしまうのです。
あなたの大事な猫が保護されているのに、連絡先がわからないばかりに殺処分されてしまうのなんて、耐えられないと思いませんか?
しかし、名前や連絡先の記載がある迷子札が首輪に付いていれば、大事な猫が手元に帰って来る可能性はグッとアップします。
猫の首輪に迷子札を付けていれば、連絡先がわかるので、脱走しても見つかり易くなります。
猫へ着ける首輪はシュシュ型にするのがおすすめ!
猫の首輪は、店頭で販売されている物より、手作りした物がおすすめであることをご説明してきました。
家で飼われている猫にとって、首輪や迷子札というものはとても大事なものであることもご理解いただけたと思います。
手作りした方がいいということはわかったけど、猫の首輪を作るなんて簡単にできるのかしら?
私も猫の首輪を作ってみようと思った時は、市販されているような首輪を作らなければならないと思っていたので、なかなか作ることができませんでした。
いざ、手作りで猫の首輪を作ろうと思ってみたものの、どうやって作ったらいいのかわからないというあなた、心配無用です!
猫の首輪を手作りするのに特別な材料はいりません!市販されているようなベルトタイプでなくてもいいのです。
髪飾りにあるシュシュのような形にすれば、首周りもゴムなので猫にとってストレスフリーな首輪が作れます。
シュシュ型の首輪なら、必要な材料は平ゴムと布だけですし、迷子札はプラバンがあれば大丈夫。100円ショップで必要な材料は全て揃います。
ミシンが無くても大丈夫です。波縫いが出来れば簡単に作れます。
簡単に作ることができるシュシュ型の首輪は作る側にとってもストレスフリーです。
猫の首輪を手作りすることに自信がない場合は、簡単に作れるシュシュ型がおすすめです。
まとめ
- 猫の首輪を手作りすれば自分好みに作ることができる
- 猫が首輪を嫌がるのはいくつか理由がある
- 猫の首輪に迷子札を付ければ脱走しても見つかり易い
- ストレスフリーの首輪を手作りするならシュシュ型がおすすめ
猫にとってストレスフリーで使える首輪はやっぱり体に合わせて手作りしたものです。
手作りするのは簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
コメント