紫外線対策といえば、日焼け止めに次いで日傘が思い浮かびますよね。
日傘は、完全遮光のものが紫外線を防げるため人気です。
しかし、「完全遮光」と書いてあっても遮光率が保障されているわけではないことをご存じでしたか?
私は10年以上、日傘を使って紫外線対策しています。
しかし、完全遮光という言葉で遮光率が保障されていないことを今まで知りませんでした。
知らないまま日傘を買っているケースが多いのではないでしょうか。
人気がある「完全遮光」と書かれた日傘でも、しっかり紫外線対策できているかは分からないのです。
この記事では、完全遮光の日傘について、選び方や人気ブランドをご紹介します!
しっかり選べば、あなたの紫外線対策をより万全にできますよ!
日傘は完全遮光が人気!しかし選び方には注意が必要!
日傘にはいろんなタイプがあります。中でも人気があるものは完全遮光の日傘です。
あなたも日傘を選ぶとき、「完全遮光」と書かれたものに惹かれませんか?
雑貨屋などの日傘売り場に行くと、「完全遮光」と書かれた日傘がほとんどです。人気ぶりがうかがえますよね。
人気のある完全遮光日傘ですが、「完全遮光」という言葉で遮光率を保証しているわけではありません。
「完全遮光」という言葉は傘メーカーが作ったものなのです。
「遮光率○%以上なら完全遮光という言葉を使っていい」と基準が決まっているわけではありません。
「完全遮光」の記載があれば大丈夫だと思ってた!
私はずっと日傘愛用者でありながら、「完全遮光」という言葉に遮光率の基準がないことを知りませんでした…。
初めて知ると少しショック!
これで安心!簡単な完全遮光日傘の選び方
しっかりと遮光してくれる日傘を選ぶ簡単な方法があります。
簡単な方法とは、「遮光マーク」がついている日傘を選ぶことです!
遮光マークは、遮光率【99%以上】の生地を使っている日傘のみに記載できるマークです。
遮光マークとは、「遮光」と書かれたマークのことです。
もしかしたら、日傘を買うときに見たことがあるかもしれませんね。
どんな日傘でも、遮光マークがあれば、日本洋傘振興協議会(JUPA)の基準をクリアしています。
遮光マークはしっかりとした基準にあわせて作られた証なのです。
ネットで購入する場合も、遮光マークを探すか、「遮光傘」もしくは「一級遮光傘」と書いてある傘の購入がおすすめです。
「完全遮光」と書いてあってもまずはマークを探してみよう!
逆に、「遮光傘」「一級遮光傘」という言葉やマーク掲載のない日傘は避けた方が無難です。
マークや言葉の記載がない日傘も、自社内で遮光率テストはしていると思います。
しかし、メーカー基準でのテストなため、客観的に見て100%太陽光を防げるかは分かりません。
もちろん自社基準でしっかりテストをし、一級遮光傘と変わりないぐらいの遮光率がある日傘もたくさんあります。
しかし、私たち消費者が商品ページから、本当にいい商品であるかを知るのは難しい話…。
遮光マークのようなマークを活用すれば、楽に良い商品選びができます!
遮光マークつきの日傘には2種類ある!
遮光マークがついている日傘には、「遮光傘」と「一級遮光傘」の【2種類】あります。
「遮光傘」と「一級遮光傘」には、遮光率に違いがあります。
遮光傘は99%以上、一級遮光傘は99.99%以上の遮光率で、その差は【1%程】です。
しかし、どちらも遮光率を保障している傘ということに変わりはないです。
たった1%程度の差ですが、一級遮光傘をおすすめします。
【1%】のダメージ差が、お肌を変えてしまうこともあるからです。
あなたがしっかり紫外線対策したいと考えているなら、ぜひ一級遮光傘を選んでくださいね。
一級遮光傘は、他の日傘と比べると値段が少し高価です。
しかし、しみやシワなどの肌トラブルを予防できると思えば、コスパが高いですよ!
私も次に買う傘は、一級遮光傘を購入しようと思っています。
紫外線対策は日傘だけだと不十分!?
一級遮光傘を選んでも、日傘だけでは紫外線対策として不十分です。
どんな傘も、布を繋ぎ合わせているため、必ず縫い目があります。
縫い目の細かいスキマから、どうしても太陽光が入ってきてしまいます。
「日傘をさしているから絶対安心!」というわけではないのです。
他にも地面からの照り返しなど、紫外線は日傘だけで防ぎきれません。
完全防備するためには、日焼け止めとの併用がおすすめです!
日焼け止めの塗り方や選び方について、詳しくはこちらをご参照ください♪
日傘は完全遮光できて涼しいものを選ぶのが吉!
日傘は完全遮光できるだけでなく、涼しいものを選ぶことがおすすめです。
完全遮光できる日傘が人気な理由は、紫外線対策だけでなく、涼しいと感じることも挙げられます。
日傘は女性の使うものというイメージがありますよね。
しかし、最近では男性でも使っている人を見かけます。
地球温暖化の影響で、気温が上昇しています。特に夏の時期に、涼しさを感じられる日傘は男女問わず人気です。
男性の場合、紫外線対策よりも涼しいからという理由で使っている場合が多いイメージです。
完全遮光してくれる日傘は遮熱にも効果があり、涼しく感じやすいです。
涼しいと感じられる日傘に、遮光率はもちろん重要です。
もしあなたがより涼しいと感じられる日傘を選びたいなら、色にも注目しましょう!
ポイントは、外側が薄い色になっている日傘を選ぶことです!特に、白やシルバーがおすすめ!
白やシルバーなどの薄い色は、光を反射するため日傘自体が熱くなりにくく、比較的涼しく過ごせます。
反対に黒やネイビーなどの濃い色は、光を吸収するため傘自体が熱くなりやすいです。
外側が黒っぽい日傘は、白っぽい日傘よりも紫外線対策に強いです。
しかし、一級遮光傘と記載があれば、色に関わらず遮光率【99.99%】の布を使用した日傘です。
外側が白っぽくても、内側は黒になっている日傘も多いです。
そのため、色による遮光率の差はそこまでなく、どんな色でも完全遮光できると言えます。
特に最近の夏は暑さがひどい時も多いです。外側が白っぽい傘を選べば、より涼しいと感じられますよ。
熱中症対策にもなる!
私も今は黒い日傘を使っていますが、次回買い替えるとき、より涼しい白っぽい色にしたいです!
日傘の選び方のポイントは5つ!
日傘の選び方には、気を付けるべきポイントが【5つ】あります!
5つのポイントに気を付けて買えば、あなたが満足いく日傘を買えますよ。
- 遮光率
- 色
- デザイン
- 雨晴兼用かどうか
- 形状
あなたも日傘を買うときに、ぜひ参考にしてくださいね。
すでにご紹介している通り、遮光率【99.99%以上】の「一級遮光傘」を選ぶことがおすすめです!
一級遮光傘の記載がない日傘は、自社基準で遮光率を測定しています。
そのため、客観的な遮光率は消費者からはわかりません。
悪質なメーカーなら、もしかしたら嘘をついているかも…。
「一級遮光傘」と記載があれば、日本洋傘協議会(JUPA)の基準を満たした遮光率です。
記載のない日傘に比べて、安心して日傘を使うことができます!
使っているときに、より涼しく感じる日傘は外側が白っぽい色のものです。
日傘外側の色は、涼しさを求めたり、好みで決めたりしてもいいと思います。
しかし、日傘内側の色は、黒になっているものを強くおすすめします!
内側が黒だと、地面からの照り返しを吸収してくれるためです。
内側が白っぽいと、地面からの照り返しをさらに反射します。
結果、光が顔へ集まり、せっかく日傘で紫外線対策していても効果減となってしまいます。
デザインは、極力縫い目の少ない日傘がおすすめです。
日傘は、素敵なデザインのものがたくさん販売されていますよね。
刺繍やレースがあしらわれたものはおしゃれで可愛いです。
しかし、刺繍やレースなどの飾りが多いほど、縫い目が多くなってしまいます。
その縫い目の小さな穴から紫外線が入っていくのです。
紫外線対策のためには、刺繍や縫い目が極力少ないものを選びましょう。
雨晴兼用タイプの日傘は、日傘だけでなく雨傘としても使えるため、とても便利です。
日傘は常に持ち歩くため、急な雨や晴れ間、どちらでも対応できます。
私も雨晴兼用タイプの日傘を常に持ち歩いています。
天気が不安定な季節は特に、助けられる場面も多いです!
ただし、日傘は晴れているときに使うことを前提とした商品です。
雨天時に長く使用することを推奨していないメーカーが多いので注意しましょう!
日傘には折りたためるタイプと、長いタイプがあります。
傘の形状はそれぞれ一長一短あるため、最終的には好みで選びましょう。
折りたたみは持ち運びしやすいという長所があります。
しかし風には弱く、ちょっと風が吹くとすぐ裏返ってしまったりします。
私は普段から折りたたみタイプの日傘を使用しています。
会社近くに風の強いポイントがあり、そこでは日傘をさせません…。
長いタイプの傘は頑丈で、風にも強くしっかりしています。
しかし、持ち運びは少し不便で荷物となってしまいます。無くしやすいという点も短所です。
私は長いタイプの日傘を以前使っていましたが、購入してすぐどこかに置き忘れてしまいました…。
それ以来、ずっと折りたたみタイプの日傘を愛用しています。
日傘で完全遮光するならこの3つのブランドがおすすめ!
完全遮光できる日傘のおすすめブランドを3つご紹介します。
ご紹介するおすすめの日傘は、全て一級遮光傘です。
ただ「完全遮光」と書いてあるだけのものより、信頼できるブランドを選びました。
デザインや色もバラエティ豊かなため、あなた好みのブランドがきっと見つかりますよ。
老若男女問わずに使える日傘もあります。家族や友人に日傘をプレゼントするのもおすすめです。
完全遮光の日傘を選ぶときは、先ほどご紹介した選び方もぜひ参考にしてくださいね!
makez
makezは雨晴兼用の日傘で、女性向けデザインが多いです。
シンプルなデザインですが、バイカラーやライン入りで高見えします。
傘の周囲にフリルがついているものもあります。かわいいデザインが好きなら、たまらないですよね。
makezの日傘は遮光率を損なわない、おしゃれなデザインが多いです。
シンプルなデザインの日傘はどんな服にも合う!
購入者の口コミでも、色やサイズがちょうどいいと言われています!
- 長さがあるため、腕のあたりまで陰ができる
- しっかりと直射日光を防げている実感がある
- くすんだ色味がちょうどよく、どんな服装にも合わせやすい
どんな服装でも合わせやすい色味はなかなかないため、嬉しいポイントですね。
休日のお買い物などプライベートはもちろん、外回りなどビジネスシーンで使っても違和感がないです。
おしゃれな日傘をさしたいあなたには、makezの日傘をおすすめします!
Bruck
ワンタッチで開閉できる、雨晴兼用の日傘です。
ワンポイントなどもない、本当にシンプルなデザインの日傘です。
カラーは5色あります。どれも外側が薄い色なので、使っていて涼しさを感じられますよ。
自動開閉式のため、少し重いことがデメリットです。
しかし、作りが丈夫なので安心して使えるという声もあります!
- 自動開閉式なので使う際にすぐ傘をさせて楽
- 作りがしっかりしていて丈夫そう
- お手頃で大きめの傘で紫外線から守ってくれる
自動開閉式のため重みがありますが、その分骨も太くしっかりしています。
丈夫な日傘を探しているならBruckの日傘がおすすめ!
また、Bruckは主に楽天市場で販売している日傘です。
スーパーセールなど、楽天のセールでかなりお買い得になることもあるようです!
あなたも購入するなら、ぜひお得に買える時期を狙ってみてくださいね。
小宮商店
オーガニックコットンを使用した、ナチュラルなタイプの日傘です。
おしゃれで高級感があり、落ち着いたファッションにぴったりの日傘です。
「布製の日傘は遮光率が下がらないかな…?」と心配になるかもしれませんね。
しかし、小宮商店の日傘もちゃんと一級遮光傘です。内側に黒い生地で加工を施してあるため、安心して使えますよ。
値段は高価ですが、持ち手や機能性など、こだわって作られています。年齢問わず、ギフトにおすすめです!
- 色が涼しげで良い
- しっかりとした作りで日差しを防いでくれる
- 軽いため女性がもつのに最適
- 値段は張るが、修理も丁寧に対応してもらえて長く使える
今回ご紹介した日傘の中では小宮商店が最も高価です。
しかし、デザインや素材のおかげで、シンプルながら高級感ある雰囲気に仕上がっています。
使用すると、上品で洗練された雰囲気をまとえること間違いなし!
また、購入後【1年以内】は無料で修理対応も行ってもらえます。
長く大切に使える日傘を探しているあなたには、小宮商店の日傘をおすすめします。
まとめ
- 日傘は完全遮光できるタイプが人気!
- 完全遮光できる日傘の選び方は注意が必要!
- 涼しい日傘を選ぶには色も重要!
- 完全遮光タイプの日傘でおすすめブランドは3つある!
日傘の「完全遮光」という言葉には注意が必要です。
私がそうだったように、あなたも知らなかったのではないでしょうか。
日傘選びのポイントを知って賢く選べば、紫外線対策や暑さ対策も万全ですよ!
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