クローゼットのカビ対策は5つある!おすすめグッズと掃除方法

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じめじめする日が続き、なんとなくカビ臭くなったクローゼット。

衣替えをしようと思ったら、クローゼット内の衣装服やバックにカビていた。

このような出来事を、あなたも一度は経験したことありませんか?

大事な革のカバンがカビだらけになってしまった事もあるなぁ。

私もあります!まさか水場でもないのにカビが生えるなんて!と、とても驚きました。

一度カビが生えると掃除するのも大変ですし、何よりショックですよね。

イヤ~なカビを生えさせないようにする対策は、大きく分けて5つあります。

でも大変だったり、お金がかかったりするんじゃないの?

いやいや、お金がかからない物や、クローゼットにほったらかしたままで大丈夫な対策グッズまで、様々あります。

あなたの生活に合う対策を、ぜひ見つけてみてください。

 

 

クローゼットのカビ対策は大きく分けると5つある!

クローゼットのカビ対策は大きく分けると5つあります。

  1. クローゼット内の衣服を減らす
  2. 中に風を当てる
  3. 衣服は乾かして入れる
  4. 重曹を置く
  5. 除湿剤や乾燥剤を使う

お金はかからないけど定期的に行うものや、お店で買える放ったらかしグッズまで、様々な対策があります。

そもそも、あなたはなぜクローゼットにカビが生えるのか、知っていますか?

じめじめしているからとはよく聞くけど…。

はい、正解です!じめじめも”原因の一つ”とされています。カビが生えやすくなる原因は、以下の3つです。

  • 風通しが悪い
  • 湿気がこもり、じめじめしている
  • ホコリが多い

あなたのクローゼットはいかがでしょうか?服や荷物でパンパンになっていたり、扉を閉めっぱなしだったりしませんか?

まさかとは思いますが、半乾きの服をそのまま閉まっている…なんてこと、ありませんよね?

そんな人いる…?

多くの人がやりがちな事は、クリーニングから戻ってきた服をビニールに入れたまましまうことです。

私はせっかくクリーニングに出したコートをビニールに入れたまましまい、再度クリーニングへ出す結果となってしまいました。

私みたくならないためにも、ぜひ5つのカビ対策を知ってほしいと思います。

簡単なやり方や効果などをご説明しますので、あなたの生活に合う対策がきっと見つかりますよ!

 

クローゼット内の衣類を減らす

何と言っても、まずはクローゼット内の衣装や物を減らすことが大切です。

クローゼットがぎゅうぎゅうに詰まった状態ですと、扉を開けていても、風は通りにくくなります。

また、掃除できない部分も多くなり、ホコリが溜まりやすくなるのです。

私、ぎゅうぎゅうに詰まったクローゼット掃除したくない!

分かります!光も風も入らず埃っぽいし、隅の方は見えない状況で、荷物を動かしたくないですよね。

でも、どうやって減らしたら良いの?

その質問待っていましたよ!実は私、去年大量の服を減らすことに成功しました。

まずは「着る服」「気になる服」「売れそうな服」「いらない服」に分け、その中で1年間着なかった服を捨てたり、売ったりしました。

期間はかかりますが、1年間という期間を設定すると後悔もなくとても良かったですよ。

まだ着られそうだし、なかなか捨てられない物がたくさんあるわ。

そうですよね!服だけでなく思い出の品など、簡単には捨てられない物もありますよね。

捨てずにクローゼットをすっきりさせるには、下記の方法があります。

  • クローゼットではなく、別の収納を作る
  • フリーマーケットやサイトなどで売る
  • 荷物預かりサービスを利用する

荷物預かりと聞くと、コンテナを借りなければいけないの?と思われがちですが、段ボール1箱、275円から預けられるサービスもあります。

※月額料金・2022年7月時点の金額です。大きさや重さなどで金額は変わります。

シーズンを過ぎた衣類や物など、これを機会に預けてみるのも良いですよね。

 

中に風を当てる

扇風機やサーキュレーターなど、風が出る物で週1回、30分ほど、クローゼット内に風を当てると良いでしょう。

クローゼットに風を入れる事で空気が循環し、じめじめした湿気は飛んでいきます。

扉を開けておくだけも良いそうなのですが、小さなお子様のいるご家庭にはお勧めできません。

なぜなら、子供たちはクローゼット内の探検ごっこや、物を出したりすることが大好きで、クローゼット以外も散らかってしまうからです。

子供がいない間の30分、もしくはお昼寝時でも、扇風機などで風を循環させ、一気に湿気取りしてしまいましょう。

梅雨時期はじめじめして心配だわ。

梅雨時期などはよりこまめに行ったり、洋服用置き型乾燥機、除湿器などで乾燥させると、より快適なクローゼットを維持することができますよ。

 

衣服は乾かして入れる

もちろんあなたもご存じの通り、衣類は乾かして入れることが重要です。

乾燥させた”ハズ”の洋服、ポケットやパーカーなど、本当に乾いていますか?

一度着たけれど汚れていないからと、ズボンやカーディガンを、そのまましまっていませんか?

一度着たけど、お出かけしてないし、汚れてない!

そのままじゃダメなの?

知らない間に汗を吸っていたり、ホコリもついていたりするため、できれば洗ってほしいのですが…。

脱いだ服はそのまましまわず、ハンガーにかけて一晩ほど干してください。

湿気がとび、ホコリも落ちやすくなっているため、洋服をはたいてからクローゼットに戻すと良いでしょう。

汚れもひどくないのに、干してはたくなんて、ひと手間かかり面倒と思われがちです。

しかし、クローゼットにカビが生えてから掃除をするより、簡単な対策だと思いませんか?

また、コートなどのアウターをしまう前は、一度クリーニングに出し、綺麗な状態で入れるのが好ましいです。

 

重曹の粉を置く

100円ショップなどで手に入れられる重曹をクローゼットへ入れておくのも効果的です。

専用の除湿剤よりも吸湿効果は劣りますが、格段に費用を抑えられます。

また、重曹には酸性のニオイを中和する為、汗臭さへも効果があります。

大容量の重曹は空き瓶などに移し、布とゴムで蓋をすれば完成します!

リボンでゴムを隠せば、インテリアとしてもかわいいですよ。

使い終わったら簡単に捨てられるのも良いわ。

ちょっと待ってください!消臭効果が終わったらそこで終わりではないのです。

湿気を吸って固まった重曹は捨てるのではなく、洗濯機に入れて使いましょう。

重曹を入れて洗濯すると、洗浄力がアップし、汗や皮脂汚れなど、綺麗に落としてくれます。

汗臭さが気になるあなたは、重曹を【40℃ほどの】お湯へ入れて、つけ置き洗いするのも効果的です。

重曹はクローゼットだけでなく、靴箱にも効果的ですので、ぜひ試してみてください。

重曹にアロマオイルやハッカオイルを垂らせば、好きな香りが服から香ったり、防虫効果も期待できたりします。

 

除湿剤や乾燥材を使う

除湿剤や乾燥材など、グッズでクローゼット内の湿気を吸い取る方法です。

ちなみに、私が想像する除湿剤は「水とりぞうさん」です。

初めは白い粒粒なのに、いつの間にか水分が沢山溜まっていて、とても不思議でした。

その他にも除湿剤や乾燥材は置き型、シート型、掛け型など、様々な種類があります。

ホームセンターやスーパー・薬局など、様々な所で手に入れられ、ほったらかしていても除湿できるところが魅力です。

半年ごとの交換が必要な物、天日干しすれば半永久的に使える物など、除湿できるものは色々あります。使用する際には、使用期限などを確認して使ってくださいね。

 

 

クローゼットにカビを生やさせないおすすめグッズ

クローゼットのカビ対策グッズは、湿気とりタイプとカビ原因抑制タイプがあります。

先ほどクローゼットは風が通らず、湿気やホコリもたまりやすい為、カビの生えやすい環境だとお伝えしました。

私はズボラなので、こまめに掃除したり、湿気取りしたりできないタイプです。

もし、あなたがズボラ仲間であれば、ぜひおすすめのグッズを使用してみてください。(お忙しくてできないあなたもぜひどうぞ!)

それぞれの特徴や、おすすめポイントも併せてご紹介していきます。

まずは、除湿剤・乾燥材タイプのおすすめグッズを紹介します。

このタイプは湿気を吸い取り乾燥させることで、カビが発生しづらくなります。

 

オカモト:水とりぞうさん

私の除湿剤と言ったらコレ!小さい頃から実家で使っていましたし、現在住んでいる新居でも使っています。

置いておくだけで吸湿できる、塩化カルシウム使用の除湿剤です。

1つで【550ml】も吸湿でき、有効期限は【3~6ヶ月】となっています。

塩化カルシウムが水に変化したら、使い終わりのサインです。

捨て方も簡単で、水捨てシートを剥がし、洗面所などに流せばOK。

※塩化カルシウムにより配管が錆びることもあるため、必ず水を流しながら捨ててください。

私のイメージでは「水とりぞうさん」と言えば、置いておくと水が貯まるタンク型です。

現在シート型やピラミットのような三角型の物もあります。

おすすめポイント:設置や片付けの簡単さ・水が溜まっていくと楽しい♪

 

出雲カーボン:炭八 スマート小袋

こちらは薬剤不使用、針葉樹の木材をふんだんに使用した木炭です。

調湿効果があるそうで、吸湿したり放湿したりと、湿度を一定レベルに保ってくれます。

除湿効果は備長炭の【2倍】あり、ニオイも吸収してくれるため、クローゼットの湿気対策にピッタリ♪

半永久的に使えて、効果が薄まったと感じた時は、天日干しすると良いそう。

おすすめポイント:炭で除湿しているオシャレ感と香りでごまかさない消臭。

 

ニトリ:繰り返しつかえる消臭除湿シート

クローゼットに吊るすだけで、場所も取らずに除湿できます。

また、小さく切って使うことができるため、吊るすだけでなく、下の隅に置くなど、とても使い勝手も良いです。

シリカゲルB型を使用しており、吸湿状態はセンサーで確認できるため、センサーがピンク色に変色したら、半日位ほど天日干ししてください。

即効性にも優れており、【約1年ほど】繰り返し使える商品となっています。

おすすめポイント:切って使うこともできる多様性・色の変化で天日干しタイミングが分かる。

いろいろな商品があるんだね。

ところで、塩化カルシウムやシリカゲルって何?

失礼しました。除湿剤・乾燥剤は主に塩化カルシウムやシリカゲルという材料が使われています。

簡単にそれぞれの特徴をご説明させていただきますね。

 

塩化カルシウムとシリカゲルの特徴

塩化カルシウム

とても吸湿力が強い為、素早く除湿することに優れています。

重さの【3~4倍】の水分を吸収し、広い部屋やクローゼットでも大活躍。

空気中の水に触れると化学反応を起こし、溶けはじめます。水のような液体へ変化する性質を持っています。

塩化カルシウムが変化した液体は排水溝へ流せるため、処分にも困りません。

液体になった後は再利用できず、使い捨てタイプのグッズとして使用されています。

シリカゲルA・B

半透明で粒々ビーズのような物。お菓子などに入っていて、あなたも見かけたことがあるのではないでしょうか?

ケイ素という成分から作られていて、ケイ素を化学反応させて作った物がシリカゲルです。

見えないくらい小さい穴が開いている多孔質構造になっていて、表面積はシリカゲル1グラムに対して【畳400枚分】なんだとか!

一般的に販売されているシリカゲルは「A型」と「B型」があります。

シリカゲルA型の特徴まとめ

  • 主に食品や家電の乾燥剤として使われており、限界まで吸湿する
  • 吸湿容量いっぱいまで吸湿し続けるため、乾燥させすぎる事もある
  • 吸湿スピードがとても早く、1日で容量いっぱいになることもある
  • 再利用も可能だが、放湿させるには【150度以上】の高温にする必要がある

シリカゲルA型はとても吸湿が早い為、1日で使い切ってしまう事も、しばしばあります。

梅雨の時期など、とにかく早く乾燥させたい時におすすめです。

容量がいっぱいになってしまったらもう使えないの?

容量がいっぱいになってしまった時は、レンジで加熱し、水分を飛ばして再利用できるそうです。

シリカゲルB型の特徴まとめ

  • 湿度が高い時の吸湿に優れている
  • 乾燥している時は自ら放湿し、湿度を【約60%】に保つ
  • 基本的にほったらかしたままで湿度を調整してくれる
  • 常に高湿度の場合は天日干しすることで再利用可能

ずぼらな私が本当におすすめするのは、このシリカゲルB型です。

A型よりも吸湿性やスピードは劣りますが、自ら湿度を【約60%】に保ってくれます。

カビが生えやすい湿度は【約80%】以上ですので、基本的にほったらかしできてとても良いですよね。

気が向いた晴れた日に天日干しすれば良いし、短時間で乾燥させたい時はレンジで加熱する事もできます。

それぞれ効果や性質が違うんだね。

そうなのです、ぜひあなたの望む効果に合わせて選んでみてくださいね。

次に、置いておくだけでカビを防いでくれる、カビ防止というグッズの紹介です。

除湿剤と一緒になっている事が多く、単体でのカビ防止剤はあまり見つかりませんでした。

 

コジット:パワーバイオ 押し入れのカビきれい

バイオの力でカビ発生を抑制してくれるグッズです。

クロカビ・アオカビ・アカカビ・コウジカビ・カワキコウジカビなど、5種類のカビに効果を発揮したそう。

消臭効果もプラスされており、様々な嫌なニオイに効果を発揮します。

クローゼット内に貼る事や、フックでかけることもでき、好きな使い方ができます。

おすすめポイント:科学薬品を使わないバイオ製品の為、環境に良い。

 

カインズ:防カビスプレー

シンプルなスプレータイプ・バイオの力でカビ発生を抑制してくれる防カビ剤です。

スプレーをよく振って、【月1回程度】スプレーすればOKとのことです。

殺菌・抗菌作用のある物との併用は避けたほうが良いそうです。

おすすめポイント:直接気になる箇所へスプレーできる所。

 

 

クローゼットにカビが生えた場合の掃除方法

クローゼットにカビが生えてしまった場合、まずは消毒用エタノールやクエン酸スプレーで掃除しましょう。

しかし、上記の対策を試してみても、カビが生えてしまうかもしれません。

もし、クローゼットにカビを発見した場合は以下の物で掃除ができます。

  • 手袋とマスク
  • 消毒用エタノール又はクエン酸(スプレータイプが楽です。)
  • キッチンペーパー(布巾など拭ける物)

まず初めに、クローゼット内の物を全て出します。キッチンペーパーにスプレーを吹き付け、カビの外側から内側へ拭き取るよう掃除していきましょう。

カビに直接スプレーしたくなりますが、勢いよく吹き付けてしまうとカビ菌を撒き散らしてしまいます。スプレーをする時には注意が必要です。

カビがキレイになったら、そのままクローゼット全体へスプレーし、除菌してしまいましょう。

黒カビや頑固なカビの場合、エタノールやクエン酸では落ちない事があります。

そんな場合は、台所用のカビ取り漂白剤を使って同様に掃除してしまいましょう。ただし、以下の事に注意が必要です。

漂白剤とアルコールやクエン酸を混ぜると、有毒ガスが発生する場合もあります。
先の使用がどちらでも、キレイに拭き取り、一日程度時間をあけてから使用してください。

もちろん、クローゼットの扉は開けて、換気を行いながらお掃除してくださいね。

また、お掃除した後、すぐに荷物は戻さず、しばらくクローゼットを開けたり、扇風機やサーキュレーターなどで換気したりしてください。

 

クエン酸スプレーの作り方

今ではスーパーや薬局などでもクエン酸スプレーを見かけます。

けれども、家にクエン酸があるし…たくさん使うから手作りしたい!というあなた。

基本のクエン酸スプレーの作り方をお教えしましょう。

用意する物

  1. クエン酸 小さじ1杯
  2. 水又は40℃程度のお湯 200ml
  3. スプレーボトル

作り方

  1. スプレーボトルに200mlの水分を入れる
  2. クエン酸を小さじ1杯入れて溶かす

クエン酸の濃度を濃くすれば汚れやニオイも落としやすくなるそうです。

汚れが落ちづらい場合はクエン酸を追加で入れてみてくださいね。

クエン酸スプレーの使用期限はどのくらい?

クエン酸スプレーの日持ちは1週間~2週間程度と言われています。

そんなすぐに使いきれるかな…。

大丈夫です!クエン酸スプレーが残ってしまったら家中のお掃除に使えますよ。

  1. トイレ(床、便座、壁紙)
  2. お風呂(バスタブ、洗面器、椅子、鏡、シャワーや蛇口)
  3. 洗面所(鏡、蛇口)
  4. キッチン(シンク、蛇口)
  5. まな板

お家の様々な場所で使えます。私は子供がおねしょしてしまった時、布団にシュシュッとしています。

アルミや鉄・大理石・セメント等が使われている箇所は使えないので注意してください。

“混ぜるな危険”の漂白剤は、有毒ガスが発生することがあるため、一緒に使わないでください。

上手に使えば便利なクエン酸スプレーは、100円ショップでも材料が揃います。

カビだけでなく、ニオイや水垢などに困っているあなたは、ぜひ作ってみてくださいね。

 

 

まとめ

  • クローゼットのカビ対策は大きく分けると5つある
  • クローゼットのカビは湿気・ホコリにより発生しやすくなる
  • クローゼットのカビ対策グッズは、湿気とりタイプとカビ原因抑制タイプがある
  • 湿気取りタイプの材料は塩化カルシウムか、シリカゲルA又はBがある
  • クローゼットにカビが生えてしまった場合、まずは消毒用エタノールやクエン酸スプレーで掃除する

クローゼットにカビが生えてしまう前に、あなたの取り入れやすい対策方法からスタートしてみてください。

ご紹介したクローゼットの湿気対策グッズは香りや防虫効果がついている物などもあります。

貴方のお気に入りのグッズが見つかりますように。

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