足の小指あたりが歩くたびに痛んで、イライラしたご経験はありませんか?
上半身は痩せているのにふくらはぎあたりがムチッとしていて、むくんだり冷えたりしやすいことは?
食事制限や運動をがんばっているのになかなか効果が出ない。
運動を続けているのに「足太い」って言われる…。
あなたのその足、ほうっておくとどんどん太っていってしまうかも…。
実はそれ、「内反小趾(ないはんしょうし)」という足指の症状が原因になっているかもしれません。
この記事では内反小趾で足が太い状態になる原因や対処について調べてまとめてみました。
あなたも内反小趾になっていないか、足もとを一度見直してみませんか?
ぜひ最後まで読んで、足が太い状態から脱却するヒントを一緒に見つけましょう!
内反小趾が足太い原因になっている!メカニズムを解説!
内反小趾は、足の小指が必要以上に締めつけられたり圧がかかることが原因で引き起こされます。
サイズが小さい靴や先の細いハイヒールやパンプスなどを履いていると、足の小指は簡単に曲がってしまいます。
あなたが履いている靴のサイズが合っているかどうか確認してみましょう。
いま履いている靴が内反小趾を悪化させる原因になっているかもしれません。
次に、内反小趾の具体的な症状について見ていきましょう。
内反小趾で足が太るメカニズム
私たちの足元には、からだのバランスを保つというとても大切な役割があります。
足指に内反小趾の症状が出てしまっていると、立ったり歩いたりするときにからだを支えるための土台(足裏)が不安定になってしまいます。
足裏が不安定だと歩くときにうまく踏んばれなくなり、からだの「重心」のバランスが崩れて体重をかけることも難しくなります。
すると足裏のバランスを崩さないようにからだの他の部分がそれをカバーしようとし、ふくらはぎやすね、ももなどに負担がかかっていきます。
その結果余分な筋肉がついてしまい、その筋肉が疲れないようにするために脂肪がつきます。
歩くたびにこのサイクルを繰り返すのでどんどん足が太くなります。
こうして知らず知らずのうちにずんぐりむっくりの足が完成してしまうのです…。
内反小趾の症状とは
私たちの足を太くしてしまう内反小趾とは、いったいどのような症状なのでしょうか?
内反小趾とは、足の小指が親指の方向にねじ曲がってしまう症状のことです。
重症化してしまうと手術が必要になる場合もあります。
足の太さに悩んでいるあなた。以下の内容で思い当たることはありませんか?
- 足の小指が親指の方に曲がってきた
- 小指の付け根が出っぱっている
- 歩いているとき小指が靴に当たって痛い
- 最近よく道でつまずくようになってきた
いずれかに当てはまる場合は、内反小趾の症状が出ているかもしれません。
ほうっておくと指の変形がひどくなって炎症を起こしたりタコやウオノメができて痛みが悪化したりするだけでなく、足以外の部分にまで悪影響が出てしまいます。
内反小趾によるからだへの悪影響
内反小趾による足指の不調は、あなたの体にどんどん良くないことを起こしてしまいます。
- 猫背、反り腰などの姿勢の悪化
- 首、背中、肩のこり
- 足の冷えからくる血行不良、代謝の低下
- 胃腸の働きの低下、便秘、下痢
自分では気づかないうちに症状が進行してしまっているかもしれません。
大切な足をいたわってあげるためにも、放置せずにこれからしっかりケアしていきませんか?
内反小趾で足太い状態の具体的な対処法4選
結論からいうと内反小趾は自分では治せないので、痛みがひどい方ははやめに病院に行きましょう。
忙しくてなかなか病院に行く時間が取れない…。
そんなあなたのためにも、しっかり自分でできる対処法を4つ紹介していきます。
通院中であれば、病院での治療と対処法を同時におこなうことでさらにはやく改善が見込めるかもしれません。
ぜひチェックして、内反小趾の対処法を身につけましょう!
自分に合ったサイズの靴を選ぶ
まずはいま履いている靴の大きさが自分に合っているかどうか見直してみましょう。
また、先のとがった靴やハイヒールなどはなるべく避けるようにして、足が締め付けられる状態を少しでも減らしていきましょう。
スニーカーでの通勤がOKな方は積極的にスニーカーを使いましょう!幅にゆとりのあるものがおすすめです。
靴にインソールを使う
インソールとは靴の中敷きのことですが、歩いているときに足指のバランスが崩れないように
サポートしてくれる機能がついているものがあります。
内反小趾の対処法として、あなたもぜひ活用してみましょう。
氷で足指を冷やす
足指の痛みがつづく場合は、炎症を軽減するために患部を氷で冷やしましょう。
氷は直接当てずにタオルで包んであげたりするとちょうどいいですね。
足指のマッサージやストレッチを行う
靴の中で足指が長時間締めつけられ、筋肉が凝りかたまってしまうことで内反小趾の症状につながります。
足の裏や指の付け根、足の甲などをほぐしてあげましょう。
足の指と指のあいだを広げるように動かしてあげたり、足指をグーパーするように動かしてあげたりすると効果的です。
内反小趾で足太い状態を改善する方法がある!
内反小趾を改善する方法として、テーピングで指の位置を矯正するものがあります。
しかし、自分でテーピングをするのは難しいかと思います。
せっかく内反小趾の痛みや足太い状態を改善したくても、やり方が間違っていると逆に症状を悪化させてしまいます。
内反小趾の改善って、やっぱり自分じゃできないのかしら…。
そんなあなたに朗報です。内反小趾改善用のサポーターが市販されています!
内反小趾改善用のサポーターは、100均で手軽に求められるものもあります。
また、AmazonやYahooショッピングなどで1000円程度で購入できるものもあります。
こういったサポーターを使えば、痛みだけでなく足の太さも改善できますよ!
ぜひ活用して、内反小趾からくる痛みや足が太い状態の改善に役立てましょう。
足指の状態によってサポーターのタイプを選ぶ
内反小趾用のサポーターには以下のようなタイプがあります。
- 足指を付け根からしっかり覆う固定型のサポーター
- 足指のあいだにはめ込んで使うタイプのサポーター
- 小指を保護するパッドタイプのサポーター
外出時や寝る時などのシーンに応じて、自分の足指に適したタイプを選びましょう。
サポーターの素材
内反小趾に使うサポーターには様々な素材があります。
シリコンタイプのものは肌にしっかりフィットしてズレにくいので寝ているときにつけるのがおすすめです。
また、メッシュタイプのものは通気性が良いので通勤中や運動しているときに使うのがおすすめですね。
サポーターを使うシーンに合わせて素材も変更するとより快適ですよ!
まとめ
- 内反小趾は足太い原因になる!
- 内反小趾とは、靴の締めつけや摩擦で足の小指が曲がってしまう症状のこと
- 幅の狭い靴やハイヒール、歩き方の悪いくせなどが原因
- 悪化すると足裏のバランスが崩れてしまい、からだ全体に悪影響が出てしまう
- 内反小趾で足太いときの対処法は4つある
- 自分のサイズに合った靴やマッサージ、サポーターなどで症状を改善できる
今回は、内反小趾の症状や足が太る原因とその対策について紹介しました。
足を細くするためにも早めの予防、対処が大切です!
ご紹介した対処法や市販のサポーターを使って、内反小趾を改善していきましょう。
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