手作りのお菓子ってなんだか憧れませんか?1から材料を揃えるので、味も自分好みにできるのがいいですよね。
手作りのお菓子を作ってみたいけど、何だかハードルが高そうだからと、ついつい、市販のお菓子を買ってしまうあなた。
お菓子作りのためにオーブンを購入するのは高額なので難しいですよね。
しかし、トースターなら安い物で3,000円くらいからあります。
したがって、トースターを使ったクッキー作りはお菓子作り初心者さんにおすすめです!
時にはクッキー作りを失敗することもあると思いますが、お菓子作りのベテランでも必ず通った道なのですから気にすることはありません。
トースターを使って焼いたクッキーの3大失敗の原因がわかれば大丈夫です!
これを機にトースターを使ったクッキー作りにチャレンジしてみませんか?
トースターで作るクッキーは簡単だけど難しい!
トースターでクッキーづくりなんて、失敗しそう…。
ご安心ください。失敗原因を把握して対処していけば、必ず美味しいクッキーが作れるようになります。
実はお菓子作り初心者に、トースターを使ったクッキー作りがよくおすすめされています。それはどうしてだと思いますか?
理由は簡単!「混ぜて、伸ばして、焼く」だけで手順があまりかからないからです。
さらに詳しく手順を説明すると、以下のような感じになります。
- 材料をすべてボウルに入れる
- クッキーの生地を平らにして形を作る
- クッキーの生地を並べてトースターで焼く
クッキーの生地から型を抜いたり、ちぎって自分の好きな形にしたりするのは小さい子におすすめ!
包丁や火を使わないのでケガを心配することもありません。
時間がたっぷりある休日、親子で一緒にクッキーを作ってみるのもいいですね。
トースターを使ったクッキー作りは小さな子でも簡単にお菓子が作れるのでおすすめですが、実際に作ってみると、失敗してしまうこともよくあるそうです。
トースターを使ったクッキーづくりでよくある失敗はこんな感じです。
- できあがりが膨らんでしまった
- 焼いたら固くなってしまった
- 外に出してみたら焦げていた
トースターで作るクッキー、初心者向けと言われているわりには、意外と難しいと感じている人は多いようです。
しかし、ご安心ください。失敗には原因がつきもの。
これらの失敗について、1つずつ原因がわかって対処していけば、必ず美味しいクッキーが作れるようになります。
トースターで焼くクッキーが不自然に膨らむ時の対処法
トースターで焼いたクッキーに多い失敗として、「不自然に膨らむ」ということがあります。
そうならないように、バターと砂糖を混ぜる時は、空気が入らないよう手早く混ぜましょう。
トースターへセットするまでは完璧だったのに、いざ焼いてみると不自然に膨らんでいる…。正直がっかりしてしまいますよね。
材料は小麦粉だけなのにどうして?
ベーキングパウダーを入れたわけではないのに…。
不自然に膨らんだクッキーを見て、こういった疑問が浮かぶのは当然でしょう。
形があまり決まっていないシンプルなタイプなら、膨らみも個性という感じでとらえるのもいいと思います。
しかし、型抜きを使ったクッキーなら、せっかくの形が崩れてしまってとても悲しいですよね。
ベーキングパウダーを入れてもいないのに、どうして膨らむのでしょうか?
どうやら、生地を作る段階に問題があるようです。クッキーの生地について作り方をおさらいしてみましょう。
- バターと砂糖を混ぜる
- 卵を加える
- 小麦粉を加える
バターは常温に戻してから使っていますか?冷蔵庫から出してすぐに使っていませんか?
固い状態のバターを使うと、バターと砂糖がきちんと混ざらないし、味も偏ってしまいます。力も余計に使うことになるので疲れてしまいますね。
あなたは、クッキー記事を混ぜる時はどのようにしていますか?
バターと砂糖を混ぜる時空気が入るように混ぜると、トースターで焼いた時バターに含まれた水分が蒸発します。
そこに含まれる空気が生地の中で膨張して結果としてクッキーが膨らむのです。
しっかり混ざったかどうか心配になって、つい、いつまでも混ぜてしまいますが、バターと砂糖を混ぜる時にはケーキを作るみたいに空気を入れるような混ぜ方をする必要はありません。
バターと砂糖を混ぜる時は空気が入らないように手早く混ぜましょう。
トースターで焼いたクッキーの出来はグルテン次第!
トースターで焼いたクッキーが固くならないようにするには、混ぜる力をコントロールして「グルテン」の発生を抑えることが大事です。
クッキーが膨らまないようにするには、バターと砂糖を混ぜる時に空気が入らないように手早く混ぜるということはお伝えしましたよね。
クッキーが膨らまないように気を付けながら、トースターで焼いてみたものの、できあがったクッキーを食べてみたら固かったということはありませんか?
サクサク食感のクッキーを作ったはずなのに、固い!
あまりの固さで、あごが痛くなっちゃったわ
せっかくトースターでクッキーを作ったのに、できあがりがおせんべいみたいに固くなってしまうなんて悲しいですよね。
焼きあがったクッキーがおせんべいみたいに固くなってしまうのはどうしてでしょう?
トースターで焼きあがったクッキーが固くなってしまうのは小麦粉の練りすぎが1番の原因です。
材料の小麦粉に含まれている「グルテン」という成分がクッキーの固さに影響を与えます。
「グルテン」とは、小麦粉の中に含まれるたんぱく質です。
材料の小麦粉へ、卵に含まれた水分と生地をこねる力が加わることによって、粘り気が発生し、クッキーの生地ができあがっていくのです。
では、クッキーが固くならないようにするには、小麦粉を混ぜる時にどんなことに気を付ければいいのでしょうか?それは、ズバリ!混ぜ方を工夫する、です。
え?また混ぜ方?
同じ混ぜ方でも、こちらは「小麦粉を加える時」の混ぜ方です。
クッキーを固くするのに小麦粉に含まれている「グルテン」を利用していることがわかりましたよね。
卵に含まれた水分と生地を練る力によって「グルテン」が発生します。
つまり、生地をこねる力が「グルテン」の発生を促し、できあがりの固さに影響を与えているのです。
したがって、生地をこねるときは優しい力加減で行いましょう。
トースターでクッキーを焼くなら温度が大事!
クッキーが焼き上がり、取り出してみたら焦げていた…という失敗もよくあることですよね。
トースターで作るクッキーはお菓子作りの初心者向きだとよく言われます。
ただ、実際にやってみると、膨らんでしまったり、固くなってしまったり、焦げてしまったりと、意外と難しいものです。
私も何度かトライしたことがありましたが、時々できあがりが膨らんでしまったり、カチカチに固くなってしまったりしました。
しかし、このような状態は、クッキーを焼く前の生地作りの時にバターと砂糖の混ぜ方や小麦粉を加えた後の材料の混ぜ方を工夫することによってだいぶよくなります。
生地を作るポイントに気を付けたから、焼き上がりが楽しみ♪…あれ!?焦げてる!
トースターの中にセットするまではできたのに、肝心な所で焦げてしまった、なんてこと、私もよくありました。
お友達の所にお土産として持って行こうとしていた時は悲惨ですよね。
型抜きをしたり、表面を色違いにしたり工夫をしたのに、クッキーが焦げていたら、せっかくの楽しい気分も台無しになってしまいます。
焦げないようにするポイントはどこにあるのでしょうか?
ポイントは、クッキーのサイズや厚さをそろえるのはもちろんですが、それよりも大事なことがあります。
それはズバリ、温度です。温度と言っても、正確には庫内の温度管理のことですね。
クッキーを焼く場合に必要な温度はどのくらいだと思いますか?
クッキーを焼くのに必要な温度は170℃から180℃、時間は7、8分程度と言われていますが、そのまま焼くと焦げてしまいます。
理由はお菓子作りで使われるオーブンとトースターでは庫内の大きさが違うからです。
トースターは庫内が狭いので、熱のあたりが強くなり、焦げやすくなるのです。
トースターでクッキーを焼いて焦げてしまうのは仕方ないのか…。
しかし、そんな風にできあがりを諦めなくても大丈夫です。
熱のあたりが強すぎるのが原因で焦げやすいのですから、庫内でクッキーに熱が当たらないようにすればいいのです。
クッキーをトースターである程度まで焼いたら、アルミホイルを上にふわりとかけるだけです。
アルミホイルなら熱が当たっても大丈夫です。これでクッキーの焦げ付きを防げます!
トースターでクッキーを作るなら、焼いている途中にアルミホイルを投入しましょう!
簡単なひと手間で、いつも焦げてしまう残念クッキーからさよならしませんか?
まとめ
- トースターで作るクッキーの3大失敗原因に対処すれば、必ず美味しいクッキーが作れる
- 初心者向けと言われているわりには、意外と難しいと感じている人は多い
- トースターで焼いたクッキーが膨らむ時は、バターと砂糖を混ぜる時に空気が入らないように手早く行う
- 焼きあがったクッキーが固くなる時は、小麦粉を混ぜる力に注意して「グルテン」の発生を抑える
- トースターでクッキーを焼いて焦げてしまう時は、焼いている途中で生地にアルミホイルをかける
お菓子作り初心者によくすすめられる、トースターでのクッキー作り。
クッキー作りの3大失敗、「膨らむ」「固くなる」「焦げてしまう」について、どうしたら避けることができるのかをお伝えしてきました。
これらのポイントに注意して作っていけば、きっとおいしいクッキーが食べられることでしょう。
想像してみてください。これからどんな味のクッキーが作れるようになるのか、楽しみですね。
シンプルなクッキーを上手に作ることができれば、あとはアレンジのみです。今日で残念なクッキーを卒業しませんか?
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