「共働きなのにパートナーが家事をしてくれなくて疲れた。」SNSや某まとめサイトでよく見かけますよね。
私も今でこそ二人目育休中ですが、かつてはバリバリ働く共働き主婦でした。
共働きなのに、家事は私の方が多くてなんとなくモヤモヤを感じていたのです。
それから数年たち、現在では率先して家事を行ってくれるようになりました。
私が実践した改善法は単純に「話し合い」です!ただ話し合いするだけでなく期間を決めて実行し再会議するのです。
何故ならパートナーと家事について「話し合い」お互いが大変だと思う事、不満を知り「割合」や「時短家電」など一緒に検討することこそ重要だからです。
私がどのような話をしたのか、話し合うコツなどをご紹介します。
共働きの私が家事疲れたと話し合いした結果
共働きで家にあまりいないのに「どのような家事があるのか」あなたは知っていますか?
「炊事」「掃除」「洗濯」です。
そう!それも正解!一般的に有名なのはその3種類ですよね。
しかし3種類しかないのになぜ疲れるのか不思議ではありませんか?
私も共働き時代(現在は育休中)家事に疲れて、ある日「疲れた」と主張してみました。
しかし相手から帰ってきた言葉は「時短家電買う?」だったのです。
今の私でしたら「嬉しい!ありがとう」と飛びつくところですがモヤモヤは取れません。
私はパートナーに何を苦痛と感じ、めんどくさい・疲れたと思っているのかを知ってもらいたかったのです。
なぜモヤモヤしたのか、理由は「名もなき家事」の存在がとても大きかったと思います。
しかし、何も知らないパートナーに時短家電購入するだけで私がしている家事をなかったことにされるのは嫌でした。
そこで初めて私はパートナーと「話し合い」をして、なぜ「時短家電購入しよう」と言ったのか聞いてみようと思ったのです。
パートナーが主張する時短家電購入のメリットはこちら。
確かに時短家電は憧れでしたが、当時の生活スタイルとは合わないし高いお金を出して購入したくありませんでした。
もちろん負担を少なくしてくれる気持ちはとてもありがたかったですが、一緒に家事する気持ちはないのかな?と不満もありました。
きちんと話し合いすると気持ちや考えをすり合わせることが出来き、自分では考えつかない意見が出たりお互いにとって良い環境に近づくためとてもおすすめです。
ちなみに共働きなのに夫婦間で家事割合はどのくらい差があるか知っていますか?
共働き夫婦の家事割合は理想と現実が違う
共働き夫婦の場合、家事における理想割合は「女性5:男性5」ですよね。
内閣府のデータによると、共働き夫婦における家事割合は「女性9:男性1」(31.6%)時点で「8割:2割」(24%)理想「5割:5割」は5.3%しかありません。
上記内閣府HPに載っていたデータは平成22年度のものです。
共働きか共働きで無いかによっても割合は変わってきますし、今は「令和」理想に近づく事を望みます。
また、一般的に家事をしていないのは男性の方が高い割合となっております、この記事では男女関係なく相手の事を「パートナー」と呼ばせていただきますね。
共働きの家事について話し合いするコツ
共働きや育児中の友達から「パートナーが全然家事をしてくれなくて困る!」と相談を受ける時、私はいつも「話し合いをするべきだ」と答えています。
私のパートナーも元々率先して家事をしてくれるタイプではなかったですが、話し合いを進めていくうちに自ら動いてくれるようになりました。
しかし、ただ話をしようとしても聞き流されてしまう事って多いですよね。
私が実践している話し合いのコツは、事前に話し合いたい内容をしっかりとまとめ、日時を決め、落ち着いた状態で「会議」をする事。
日時はあなたが提案しパートナーに決めてもらうと一方的な主張ではなく、相手にも責任感が出て良いです。
話し合いをする時のコツ
ただ単に「共働きの家事が疲れた」ですと「そうですか」で終わってしまいます。
私もそこで「そうじゃない!」と喧嘩になってしまったり「全然話を聞いてくれない」と落ち込んでしまったりする事がありました。
そうならないためにどのような家事でどのように大変なのか、パートナーにはどうして欲しいのかを的確に伝える事がコツです。
例えば「洗い物が大変」だけでも「すぐに洗うことが大変」なのか「手荒れすることが大変」・「量が多い」「汚れが落ちづらい」など選択肢が沢山ありますよね。
「洗い物は多いし、手荒れする!パートナーが洗うか置き場所もあるため食洗器を検討したい。」
など議題を持ちだしたら話し合いが一発でスムーズになると思いませんか?
共働きなんて話せる時間が限られているのに大変な家事分担を話し合うことはかなり体力や精神力を使います、私も出来るだけ話し合いなんてしたくありませんでした。
しかし話し合いを続けていくことで気軽にどうして欲しいか伝えることが出来るようになりましたし、相手も話してくれるようになったのです。
話し合いを気軽にするコツ
家事に限らず、仕事や育児の事など気軽に話し合いが出来ると良いですよね。
私はまず話し合いに名前を付けました。その名も「家族会議ナンバー〇〇」
ダサいと思った人手を挙げて
いいのです!名前は何でも!名前があれば「家族会議したい、お時間いかがですか?」と気軽に声をかけられます。
そして何といっても一番大切なコツは何だと思いますか?実は…。
話し合いをした事柄に期限を決めて実践してみる。期限後、再度話し合いをする事。
たったこれだけ!「期限を決める」ということが最大のコツです。
どれだけ真剣に話し合いをしてもなかなか結論は出ず険悪ムードになったり、ダラダラ時間が過ぎてしまったりしますよね。
嫌な気持ちになりそうなら「期限を決めて実践してみよう!」で話し合いを切り上げるのがベスト!
例えば先ほどのような「洗い物は多いし、手荒れする!パートナーが洗うか置き場所もあるため食洗器を検討したい。」という話し合いではこのような意見など出ると想定します。
- 洗い物が多い→ワンプレートで盛り付け・冷凍食品を使って調理器具を少なくする
- 手荒れする→洗剤を変える・ゴム手袋を付ける
- パートナーが洗う→洗うの苦手・むしろ大好きでやりたい
- 食洗器を検討したい→すぐに導入しよう・金額や大きさと相談・これからの生活と相談
- パートナー→楽しい!続けたい・たまにやるならいいけど毎日は辛い
- あなた→このまま続けてほしい・洗い方が雑で気になる・食洗器を検討したい
この少しの話し合いを繰り返してみればしっくりくる解決方法が見つかります。
お互いにとって良い解決方法が見つかれば「この前の家族会議は良かったね」「次回はこの議題を話し合いたい」と気軽に話し合いが出来る関係を築くきっかけとなります。
共働きの家事を楽にしてくれる時短家電
家事を楽にしてくれる時短家電、三種の神器と言えば「洗濯乾燥機」「食洗器」「ロボット掃除機」です。
先ほど時短家電を購入するメリットデメリットなどお話ししましたが、それは共働きだった当時の心境です。
もしあなたの過ごしている環境や心境に負担がないなら時短できるものは購入を検討するべきです。
ちなみにあなたは「家事は楽をしろ、手を抜くな」とSNSなどで見かけたことはありますか?
洗濯物などテキトーに洗って干したらやり直しが必要だった。と手を抜くくらいなら楽できる時短家電に頼りましょう。
時短家電「洗濯乾燥機」
共働きなあなたにお勧めする家事のお供!最初は「洗濯乾燥機」です。
「洗濯機」と「乾燥機」が一つになり、「洗い終わるのを待つ」「取り出す」「干す」「数時間待つ」「取り込む」といった手間がほとんど無くなりおすすめです。
しかし縦型・ドラム型・ヒートポンプやヒーター・風乾燥など様々な種類があるので迷ってしまいますよね。
この記事では私が実際に使っている洗濯乾燥機をメインにお話させていただきます。
私が実際に使っている洗濯乾燥機は【パナソニックNA-VX800BR】です!
この洗濯乾燥機を選んだ理由は洗濯から乾燥まで一気にでき「洗剤・柔軟剤自動投入」だったからです。
購入するときはパートナーと話し合い、私はこのような要望を出しました。
- ドラム式の方が良く乾きそう
- 洗濯・柔軟剤自動投入は絶対に欲しい
- 洗濯から乾燥まで一台ですませたい
- 購入後コストのかからないものが良い
- 一般的に右開け扉だが、間取り的に左開け扉を検討したい
- 本体に高いお金を払いたくない
- ドラム式の方が良く乾きそう→【OK】
- 洗濯・柔軟剤自動投入は絶対に欲しい→【OK】
- 洗濯から乾燥まで一台ですませたい→【OK】
- 購入後コスパのかからないものが良い→【乾燥でコスパ良しはヒートポンプ式(1回約30円)】
- 一般的に右開け扉だが、間取り的に左開け扉が良い→【店頭とネットで探す】
- 本体に高いお金を払いたくない→【時期を見計らい、型落ち又は切り替え時に購入】
時短家電「食洗器」
共働きなあなたにお勧めする家事のお供!次は「食洗器」です。
食器を洗うための機械で、「スポンジを泡立てる」「洗う」「流す」「タオルで水気をとる」などの手間はなくなり、しかも「洗いあがりが綺麗で節水」とおすすめです。
こちらも起き型、ビルドイン(備え付け)、浅型・深型、日本製・海外製など様々な種類があります。
私が実際に選んだ食洗器をメインにお話させていただきます。
実際に選んだ食洗器は【リンナイフロントオープンタイプ】です!
この食洗器を選んだ理由はビルドインかつフロントオープンタイプだったからです。
食洗器を選ぶ私の要望はこちらです!当初はビルドインか置き型どちらも悩んでいました。
- ビルドインと置き型どちらも検討したい
- ビルドインならドアを前に開くタイプが良い
- 置き型はあまり場所をとらないタイプが良い
- 値段が高い海外製は嫌だ
私の要望を受けてパートナーからはこのような回答が返ってきました。
- ビルドインと置き型どちらも検討したい→【すぐ買うなら置き型、新築ならビルドイン】
- ビルドインならドアを前に開くタイプが良い→【OK】
- 置き型はあまり場所をとらないタイプが良い→【OK】
- 値段が高い海外製は嫌だ→【OK】
当時いつか新築を建てたいと話し合っていたのですが、時期は未定。
ネットや家電量販店などでなかなか気に入る置き型タイプがなく、今すぐ買わずに新築まで待とうと話し合いで決めました。
日本製はスライドタイプ【浅型】【深型】だけだと思っていたのですが、唯一リンナイはフロントオープンタイプもあり即決めです♪
みんなが憧れる食洗器!こちらもメリットデメリットは存在します。
手洗いの方が良いと思っていましたが、高温で洗えるのはいいですよね。下記デメリットはこちら
私は初期費用などしょうがないとして、置き場所の確保が難しく一度断念しました。
最近では小型や工事不要の食洗器もあるそうです。共働きで工事の時間が取れない!というあなたもぜひ検討してみてください。
時短家電「ロボット掃除機」
共働きなあなたにお勧めする家事のお供!最後は「ロボット掃除機」です。
自律走行して掃除するロボット、障害物を自動で避けたり自動充電(+ごみ回収)したり、溜まりやすいホコリや髪の毛など自動掃除してくれるためこまめな掃除がなくなりおすすめです。
新居に欲しいなと思っているのですが、まだ決められていないので一般的なロボット掃除機のメリットデメリットをご紹介します。
メリットは少ないように感じますが、掃除の負担減少に凝縮されています。デメリットはこちら
初期費用は1万円~10万円と価格帯が幅広く、備わっている機能によって変わってきます。
SNSではLINEしてくれるロボット掃除機の名前を好きなタレントさんにして「お掃除おわりました」と連絡が来る事を楽しみにしている人もいるそうです。
私は洗濯乾燥機を購入して「もっと早く買えばよかった!」と後悔しました。
新居では思う存分時短家電を使い子供たちと過ごす時間など作っていきたいと思います。
まとめ
- 共働きで家事に疲れたら実践してほしい「話し合い」
- 話し合いのコツは【不満や改善してほしい内容をまとめて的確に伝える】事
- 話し合いを気軽にするコツは【期限を決めて実行→再度話し合い】を繰り返す事
- 共働きの家事を楽にしてくれる時短家電は生活や環境に応じて前向きに検討すべき
共働きの家事負担など私が実践した解決法を紹介させていただきました。
話し合いを始めることはとても気力も体力もいるし面倒な事だと思います。
しかし、おそらくこれからも一緒にいるパートナーなのですから不満を知ってもらい一緒に解決していくことが望ましいと考えました。
あなたとパートナーのこれからが素晴らしいものになりますように。
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